暁 〜小説投稿サイト〜
緋弾のアリア 〜Side Shuya〜
第1.5章(AA1巻) 切られし火蓋(リマインド)
第16弾 作戦(オペレーション)コード 『/(スラッシュ)』
[1/9]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
「作戦の内容は?」

 歳那が尋ねてくる。

「ここだと誰に聞かれるか分からない。だから、俺の部屋で話す」

 現に誰かがこの会話を聞いている気がする。
 誰なのかは詮索したりはしないが。

「了解」

 マキがそう答えた。
 俺たちは第3男子寮へと向かった???





 日が沈む頃、俺は学園島内にある倉庫街へとやって来た。
 そして、1つの倉庫の中に入った。
 情報科(インフォルマ)で事前に調べておいた水蜜桃の潜伏先である。

「ここに居るのは分かってるんだ。隠れてないで出て来いよ」

 しかし反応は無い。
 俺はブレザーの内側の左ホルスターからベレッタを抜くと両手持ちをした。
 そして胸の前で構える。

 所々に積んであるダンボールやコンテナなどを壁にしながら慎重に奥へと進んで行く。
 奴は何処に居るんだ……! 
 落ち着けシュウヤ。
 慎重に、そして冷静に。

 自らを落ち着けるために目を閉じながら奴の居場所を考えることに意識を集中させる。
 思考がだんだんと深いところへ落ちて行くのを感じる。いいぞ。
 そして、思考が沈みきった感覚と同時に目を開く。
 ……なれた(・・・)みたいだ。沈黙の解答者(・・・・・・)に。

 今の俺は、通常の人間の32倍の思考能力と判断能力、演算能力を持っている。
 この状態を俺は『サイレントアンサー』と呼んでいる。
 始業式の日にUZIを撃破するために使ったのもこれだ。

 このサイレントアンサーのトリガーはイマイチはっきりしないのだが、どうも深く考え込んだりするとなるみたいだ。

 しかし、サイレントアンサーもバーストモードと同じく弱点があり、反射神経や運動能力が下がってしまう。

 だが、これで落ち着いた。
 再び奥を目指しながら俺は歩き始める。
 しかし、すぐに走る羽目になってしまった。

 足元にあったTNK(ツイスト・ナノ・ケブラー)線維性のワイヤーに気付かずに踏んでしまった。
 ここまでなら何の問題も無かった。
 だが、次があった。

 今の状態だと僅かな振動からでも先にある物が分かってしまったりする。
 それで分かったのだが、糸の先にはUZIがあり、ワイヤーは引き金(トリガー)に繋がっていた。

 急いで左前方へとローリングを行う。
 飛んだとと同時に俺のいた場所に大量の9mm弾(パラベラム)が降り注ぎ床を抉る。
 危ねぇ……。
 あんなの喰らったら地面をのたうち回りながら蜂の巣にされてただろうな。

 安堵したのも束の間、転がった先で再びワイヤーに触れてしまった。
 今度は右前方へと飛び込み前転を行う。
 そして、先程と同じように無数の銃弾が降り注ぐ。

 こち
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ