第3話
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ャン》を受けたのかしら?)
美琴が色々考えている内に美琴が暮らしている寮が見えてきた。
美琴は動けるまで回復したのを確認する。
「此処でいいわよ。
私も動けるし何より他の生徒にこの光景を見られると色々面倒な事が起こるしね。」
美琴の言葉を聞いて麻生は美琴を降ろす。
すると麻生はすぐに振り返り帰ろうとする。
「あ・・あの!!」
「まだ何かあるのか?」
「その・・・・ありが・・・とう・・・」
「何だ、よく聞こえないぞ。」
「次に会ったときは絶対勝つって言ったのよ!!!!!
それじゃあね!!」
ドンドンと言う足音が聞こえそうな足踏みで自分の寮に帰る、美琴。
(ありがとうね・・・俺に礼を言っても意味がないのにな。)
美琴の言葉をちゃんと聞いてた麻生は少し暗い顔をすると自分の寮に戻るのだった。
「あ〜〜〜〜〜、疲れた!!」
美琴はそう言うと同時にベットに転がる。
「あら?お姉さま、帰ったのですね。」
いつもは茶髪をツインテールにしているのだが、お風呂上りなのかその髪は下ろしている。
彼女の名前は白井黒子。
常盤台の一年生であり美琴のルームメイトである。
「もうすぐ寮監の見回りもありますしちょうど帰ってきてくださったので都合が良かったですわ。」
「あ〜ごめん黒子。
ちょっと疲れたから寝るわ。」
おやすみなさいと言おうとしたがすでに美琴は寝ていた。
次は絶対に・・・と寝言言っているがその表情は少し笑顔だった。
「またあの殿方と何かあったのですね。
黒子は心配ですわ。
お姉様に悪い虫がついているのではと思い・・・・」
と寝ている美琴に言っても意味がないと言葉を止める。
そして白井はある人物の事を思い浮かべる。
(もしかしてお姉様が追い掛け回している殿方はもしかしてあの人なのでは?
・・・・・考えすぎですわね。)
白井はそんな偶然がある訳がないと思い、自分もベットに転がるのだった。
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