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ゼロの使い魔×ポケットモンスター ネタ
『ルイズが召喚したのが、プリンだったら?』
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まともに触らせてくれたのは、約1週間後ぐらいで、膨らみやすいその体はフワフワしていて、とても触り心地値が良い。ぬいぐるみなんて目じゃない。

 その生き物の名は、プリン。

 シエスタというメイドが教えてくれた。

 歌うことを得意とし。その歌声は聞くモノを眠らせるそうだ。

 それを聞いてから一度、プリンに歌を聴かせてくれと言って聞いたら、丸一日、どれだけ揺すられても叩かれても起きないほどの深い眠りに落ちたという事態となった。なので、それ以降は聞いてない。

 プリンの生態を知っているため、好みの食べ物をくれるせいかシエスタにも懐き、シエスタがギーシュに難癖付けられていた時には、果敢にもギーシュに喧嘩を売り、決闘騒ぎになった。

 そしてプリンが、大きく膨らんで歌声を披露。結果、ギーシュどころか、野次馬達さえ全員を眠らせてしまい、騒ぎになった。

 土くれのフーケが盗みに入った際には、月の石と呼ばれる宝を取り返しに行ったとき、土くれのフーケが作った土のゴーレムに、かなしばりをかけて、土に戻してしまった。そして焦ったロングビルこと、フーケが何度も土のゴーレムを作ろうと必死になっていたところを、歌声で眠らせて捕まえた。

 月の石に触れたプリンは、進化した。

 シエスタに聞くと、プクリンという形態で……、その毛皮は非常に珍しくてそのあまりの素晴らしい肌触りから超々高級品として希に売り出されるとっという話が出てしまった。

 その話がどこからか漏れて、学院の貧乏貴族がプクリンの毛皮を狙うようになり、ルイズの爆発の魔法の精度がメチャクチャ上がった。

 アルビオンでは、本性を現わしたワルドが、プクリンの毛皮の相場を調べたらしくレコン・キスタ軍への資金になるとプクリンまで殺そうとしたので、怒りを爆発させたルイズの渾身の爆発魔法を使い、さらにプクリンがかなしばりを使ってワルドの魔法を封じたため、ワルドは為す術もなく撃退されたのだった。

 ウェールズは死ぬは、婚約者には裏切られはで、散々なルイズを、プクリンがその素晴らしい毛皮でフワフワさせて慰めた。

 ルイズは、その毛皮に癒やされ、涙を拭いたのだった。


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