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フォース・オブ・イマジナリー
Turn:04 ロイヤルパラディン
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「CEOアマテラスでアタック」
「ダメージチェック、チェッ、また俺の負けだ」
ヒトミとファイトしていたヤイバだったがまたしても負けてしまう
「本当に初心者かよ、めちゃくちゃ強いじゃんか」
「教える人が上手だったからよ」
「褒めても何にも出ねえからな」
項垂れていると何やら店の奥の方が騒がしくなってきた
「なんだ?」

Turn:04 ロイヤルパラディン

「至誠の騎士 ベルギウスでパーフェクトライザーを攻撃!」
そこでファイトしていたのはミツキだった、クラスメイトの少年とファイトしている
大きな槍を携えた騎士が巨大なロボットにその槍を突き付ける
6枚目のダメージがカードに置かれミツキの勝利が決まった
「あぁ、やっぱり綺場さんは強いなぁ、あ、俺もう塾に行かなきゃ」

「綺場さん、大きな大会に出たことがあるって言ってたけど、本当に強いんだ」
「そう言えば、綺場がファイトしてるとこってあんまり見たことないな」
「私も今初めて見たかも」
「興味ある?」
「「わっ!」」
いつの間にかこちらに来ていたミツキが二人に声をかけた
「私も、あなたたちの実力には興味あったところなの」
そういってデッキを構えるミツキ
ヤイバとヒトミは互いに見合って腕を伸ばした
「じゃん!けん………」

ファイトテーブルに立つミツキとヤイバ
二人の姿が惑星クレイ、ユナイテッドサンクチュアリの白亜の城に降り立った

「はぁ〜」
「まあ、またいくらでも機会はあるって」
しょげるヒトミをミライが宥める
「それに、もしかしたら面白いことになるかもよ」
「面白いこと?」

「「スタンドアップ!」」
「ザ!」
「「ヴァンガード!」」
二人の霊体が光に包みこまれる
「ぐらいむ!」
ヤイバを包んだ光が青いハイドッグへと姿を変えた
「ぐらいむ」
そしてミツキを包んでいた光もまた青いハイドッグへと姿を変える

「宮導君と同じファーストヴァンガード!?」
「そ、ミツキのデッキも彼と同じロイヤルパラディン、強いわよミツキは」
同じユニットが開かれたことに驚くヒトミ

「ライド!薔薇の騎士 モルガーナ」
ウェーブのかかった髪をなびかせる女性騎士のユニット
同じロイヤルパラディンでもヤイバのデッキとは違うようだ
「ライド!ナイトスクワイヤ アレン!ぐらいむの効果で一枚ドロー、アレンをコール」
白い鎧の騎士に姿を変え剣を構えるヤイバ
更にリアガードに同じアレンが姿を現した
「いけ!アレン(8000)!モルガーナ(8000)にアタック!」
「はっ!」
ヤイバの号令と共にリアガードのアレンが飛び出していく
手に持った剣を振り下ろしモルガーナを斬りつけた

1st damage
【スタードライブ・ドラゴン】

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