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ちびまる子ちゃんH 「さくら家の指宿旅行」の巻
その5
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ちゃん「焼き肉とか、牛丼とかなら何とかなると思うけど・・・」

 友蔵は空回りした感があって落ち込んでしまった。

 お母さん「いえ、いえ、おじいちゃん、ありがとうございます。こんな高級なお肉、滅多に食べられないから楽しみよね!!」

 まる子・お姉ちゃん「うん!」

 まる子「おじいちゃん、ありがと」

 友蔵「まる子・・・」

 まる子「ん、おばあちゃんはお湯呑みとお茶碗だね」

 おばあちゃん「ああ、この湯呑みと茶碗はね、鹿児島で作られた薩摩焼のものなんじゃよ。薩摩焼には2種類あってね、この湯呑みは白薩摩だから白くて、茶碗は黒薩摩だから黒いんじゃよ」
 
 まる子「へ〜、高価そうだね」

 買い物を楽しんだ家族は旅館へと戻るのであった。その夜・・・。

 お母さん「あんたたち、明日は出発早いからね、寝坊したら帰りの列車に乗れなくなるから気を付けるのよ」

 ひろし「おう、とくにまる子は寝坊しやすいからな」

 まる子「はいはい、気を付けますよ・・・」

 こうして家族は翌日、泊まっていた旅館を後にすることとなった。

 白川「この度は当旅館をご利用いただきましてありがとうございました。また、指宿においでください」

 さくら家一同「ありがとうございました!」

 こうしてさくら家は清水へと帰るのであった。


 

 
 

 
 
 
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