暁 〜小説投稿サイト〜
ちびまる子ちゃんH 「さくら家の指宿旅行」の巻
その5
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
て一家は島を出て池田湖へと向かうことにした。

 その途中・・・。

 おばあちゃん「じーさん、あんたよく知っとるねえ。さすが雑誌をよく読んだんだね」

 友蔵「え、なんでわかるんじゃい!?」

 おばあちゃん「だって旅行雑誌に指宿の特集が載っていたじゃないか。それで指宿に行きたくなったんじゃろ?」

 友蔵「はは、バレたか・・・」

 おばあちゃん「でもじーさん、あたしもこの旅行は結構楽しんどるよ。決めてくれてありがとな」

 友蔵「ばーさん・・・」

 一家はタクシーを拾い、池田湖へ到着した。さくら家はそうめん流しを楽しみ、食べていた。

 まる子「んん〜、美味しいねえ。流しそうめんは竹筒で流すだけじゃなくて、回しても美味しいねえ」

 友蔵「まる子や、鹿児島では『流しそうめん』ではなく、『そうめん流し』と呼んでいるんじゃよ。竹筒で流すのを『流しそうめん』と言うんじゃが、『そうめん流し』はそうめんを回すところが違うんじゃ」

 まる子「へえ〜」

 そうめん流しを楽しんだ家族は池田湖を眺めていた。

 お姉ちゃん「池田湖は綺麗ねー」

 お母さん「天然記念物の大うなぎもここに住んでいるのね」

 まる子「うなぎか・・・、小杉だったら食べようとして泳いで捕まえようとするかもね」

 お姉ちゃん「あ、あんたね・・・、いくら小杉でもそれはないと思うよ・・・」

 友蔵「ここにはネス湖のネッシーにちなんでイッシーという謎の生物がいるという噂があるんじゃ」

 まる子「本当!?おーい、イッシー!!」

 友蔵「イッシー!!」

 ひろし「バカだな、声で読んだって出てくるわけねえだろ」

 まる子「わかんないよ!?いないと決まったわけでもないし!イッシー!!」

 友蔵「イッシー!!出てこーい!!」

 おばあちゃん「じーさん、いい年してみっともないよ」

 まる子と友蔵は必死で叫んだがイッシーが出てくることはなかった。

 池田湖を眺め終わったその後、さくら家はお土産を買うことにした。

 ひろし「おう、指宿焼酎の利右エ門だとよ!こりゃ買わなきゃ損するぜ!」

 まる子「あたしゃこのうなぎパイにしよう。クラスのみんなへのお土産にするんだ」

 おねえちゃん「私はこの薩摩芋タルトにしようっと」

 お母さん「2人ともいいお土産選ぶわね。お母さんは知覧の農場で収穫されたお茶を買おうかしら」

 友蔵「おーい、みんなー」

 まる子「おじいちゃん、何買ったの!?」

 友蔵「黒毛和牛じゃ!お母さん、帰ったらこの黒毛和牛ですき焼きにしてくれんかの}

 まる子「おじいちゃん・・・、夏にすき焼きなんて暑くて食べられないよ・・・」

 お姉
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ