41.やりたくも無い事を押しつけられるのは腹が立つ。
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の血筋を引いていて…ビバ血統!
「リュカよ。お主が帰還した事で私は考えたのだが…」
知ったのさっきだから、あんま考えてねぇーな!
「お主に王位を譲ろうと思う」
…………………………………………………………は!?
「あの、どう「何をおっしゃいます!私に相談もなく!」
誰、こいつ?
「大臣よ…そう騒ぐな。パパスの子が戻ったのだ。順当であろう」
「し、しかし…」
「それに私は人が良いと言うだけで王になったのだ…器では無いのだよ」
何だ…自覚してたのか…
「そこまでおっしゃるのなら、王家の試練を受けて頂きます」
え〜また試練〜危険なのかなぁ〜?
「お、おい大臣。今や王家の洞窟にはモンスターも蔓延り、危険な状態だ。何もその様な時代錯誤な「しきたりです!!」
やっぱ危険なのぉ〜…ヤダなぁ〜…
「と、言う訳で…ここより東にある王家の洞窟へ一人で赴き、『王家の証』を持ち帰ってきて下さい」
何で世の中そんなに危険思考なんだ?
「あの、別に王様になれな「リュカよ!頼む!危険は重々承知だが、グランバニアの民の為、そなたの父パパスの為に、試練を成功させてくれ!」
父さんの名前を出すなよぉ〜…断れなくなる…
「わ、分かりました…じゃぁ、ビアンカの出産に関して協力をお願いしてもいいですか?」
こっちは新婚で、尚かつ妻が身重なんだからな!
「無論だ!今使っている部屋を使うがよい!そなたの仲間モンスターの部屋も用意しよう」
取り敢えず準備だけは入念にして出立しよう。
すぐに行けって訳じゃないみたいだしね。
時間を稼げば『やっぱ王位譲りたくなくなったから、試練を受けなくても良いよ』とか言ってくれそうだし…
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