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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第1章:メルキド編
7:よく考えて行動しよう。色んな意味で命取りになる。
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時に思い付いた武器で、大木槌よりも扱いやすい。
でも素材を集めるのには大木槌の方が扱いやすい。
まぁ剣なんで戦闘用だね。

他にも、篝火・壁掛け松明・塗料・石の階段・フェンス・石の椅子・石のテーブル・食器・ツボ・ベンチ……と、思い付く限り作り出す。
だが何より作りたかった物があるのだ。

それはね……服だ!
俺は今、どうしようもない様なボロい服を着させられている。
ルビスはアホだから、俺を復活させる時に気を利かせなかったのだ。

だからボロ切れや毛皮を手に入れた今、先程作った塗料などを使用して、前世で着ていた様な服を作る事にした。
頭の中に自動的に作り方が思い浮かばなかったので、強引に思考を巡らせ作り出す。

そして出来たのは濃い紫のターバンとマント。
中に着る服は拘り無いので、旅人の服で良しとする。
因みに鎧は嫌いだ……重いし動きづらいからね。

完成させた服を身に纏い、自分だけが身綺麗な格好をすることに戸惑いを感じる。
物作りを失ってた他の連中は、先程まで俺が着てたボロい服以上にボロい服を着ており、そしてこれからも着続けるのだ。

う〜ん……
俺一人だけってのはやっぱり拙いよね。
でも皆の分を作るのは面倒だよね。
そんな時は如何するか……

そう、そんな時はピリンの分だけ作れば良いのだ!
ピリンに似合いそうな赤い服と白い下着を作り出し、俺は晴れやかな笑顔で作業部屋から姿を現す。
そしてピリンを目で探し、爽やかな笑顔で彼女に近付く。

「わぁリュカ。服を作ったんだぁ」
「うん。あんなボロい服は僕みたいなイケメンが何時までも着てて良い服じゃないと思うんだよね。ピリンみたいな美女も、ボロい服を着続けてちゃダメだと思う。だから、はい」
そう言って作りたての服(純白パンツ付)を見せた。

「うわぁ私の為に作ってくれたの!? ありがとうリュカ?」
「さぁさぁ……早速着替えましょう。と言っても、ここじゃ着替えられないから、寝室に入って色っぽく着替えましょう(ニヘラ)」

「え……リュカも一緒に入るの?」
「そりゃ下着も作ったんで、お着替えをお手伝いしなきゃねぇ(ニヘラヘラ)」
本心で着替えを手伝いたいのではない。それ以上のことを求めてるのだよ、私は!

「お前等、何やってんだよ。こんなまっ昼間っから!」
寝室に入りピリンとイチャってると、ロッシが勝手に入ってきて俺等の行為を咎めてくる。
だから俺は言ったね。

「空気読めよ、この野郎」
って言ってやったね。
ロッシの顔面を鷲掴み、そのままゆっくり室外へ出てから、低い声で言ってやった。

「い、いててて! 空気読むのはお前だ……こんな防音性の無い部屋でイチャイチャするな! 早く手を離せ馬鹿!」
コイツもピリンを狙ってるのか
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