暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜無限の可能性〜
第1章:平穏にさよなら
第18話「協力」
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動するようだ。
  ...あれ?神咲さんと久遠はどうするのだろうか?



「...私、完全に話に置いてかれた...。」

「くぅ....。」









「.......よし。」

「かやのひめさん?どうしたんだ?」

  手を握ったりして何かを確かめているかやのひめさんに尋ねる。

「ちょっと、調子を確認してただけよ。少なくとも戦えるぐらいには回復してるわ。」

「そっか。今は戦う必要がないから、その分も回復に回しているのか。」

  通りで僕の霊力の減りが早い訳だ。

「...そう言えば、その霊力とやらは何なんだ?魔力とは違うようだが...。」

  別の部屋へ移動中、クロノさんがそう聞いてくる。

「...この世界にも、独自の“魔力”と霊力があります。そちら側の魔力と違ってリンカーコアのような器官はないですけど、やはり一部の者しか持っていない...だよね?」

「...ええ、そうよ。魔力は舶来の...日本以外の国からやってきた式姫が使っていたわ。...薔薇姫とかね。霊力は、陰陽師や日本の式姫が使える力よ。...多分、そっちの魔力と変わらないわ。」

「そうなのか....。」

  “地球にもそんな技術が...”とか言って考え込むクロノさん。
  ...あれ?なんか結構影響及ぼす事言ったか?これ....。

「...ところで、私達はどうすれば...。」

「...そう言えば、聞いてませんでしたね...。」

  神咲さんがおもむろに聞いてくる。

「私は戦闘ができませんし、久遠もあまり戦闘には向かない性格ですし...。」

「神咲さんは、完全に巻き込まれただけですもんね...。」

  攻撃力自体は申し分ない久遠も、性格や燃費から戦闘には向かなさそうだし。

「...先に言ってくればよかったのですけど...。」

「す、すいません...。...でも、戦闘に参加できなくても、ここで引き下がってのうのうと家で過ごすのなんて嫌なので...。」

  合理的ではない言い分だけど、気持ちは分かる。

「...でしたら、このアースラで待機しているだけでもいいですよ?」

「え...あ、でも、何もしないのも...。何か手伝えることがあれば、手伝います。」

「はい。」

  そうこうしている内に、協力者がいる部屋に辿り着いた。...中にいる人達が誰なのか、大体予想がつくけど...。





「じゃあ、次元犯罪者グループ“カタストロフ”について話すわね。」

「あの...その人たちは...?」

  織崎が僕らの事についてリンディさんに聞く。

「...フェイトさんは知っていると思いますが、今日、そのカタス
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