第11話 襲撃者との戦い
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
、アンノウンについてだが、私の部下が迎えに行っているよ。その子に渡してくれ』
「分かった………だが、奴を使って何をするつもりだ?」
『それを聞いてどうする気だい?』
「お前次第だな………」
威圧感を含んだ声で俺は威嚇した。
『怖い怖い………なるべく君とはいい関係でいたいのだが………まぁ、君に迷惑がかかることはしないよ』
「………そうか」
『それと報酬は君のクライアントに渡してある。それとこれはサービスだ』
「サービス?」
『今回の人造魔導師、と言っても恐らく私が作っている戦闘機人に近いか………他にも違うタイプを製造している可能性がある』
「何だと!?」
『恐らくだがね。それを調べるためにもそのサンプルが欲しいのさ』
「なぜ分かる?」
『私の場合ならあれ一体ではなく、違うタイプの機体を造り、それらのデータを含めてさらに上の機体を造る。彼も私と同じタイプならそうするさ』
「………信じろと?」
『それは君の自由さ』
まぁ警戒するに越したことはないか。
「もう一つ聞きたい」
『なんだい?』
「なぜ、こいつを倒す必要があるんだ?こいつに高町なのはたちを倒させればお前も後は楽に研究が出来るんじゃないのか?」
『私以外の戦闘機人が活躍されると私のスポンサーにも首を切られるからね。それを阻止するためさ』
なるほどな、そりゃあ優秀な方を選ぶに決まっているか。
「………そろそろいいですか?ドクター」
『ああ、済まない。回収してきてくれ』
紫のショートカットの女性がいきなり目の前に現れ、アンノウンを担いでいた。
『ラグナル』
『私も全然気づきませんでした………』
ラグナルをもごまかすステルスを持っているのか!?
『いきなり驚かせてすまないね。この子はトーレ。私の助手だ』
トーレ?確か戦闘機人だったよな?
ISはなんだっけ?
ステルス系の能力じゃなかったはずだけど………
「それではドクター今からラボに戻ります」
『ああ、よろしく頼むよ』
そう言って、トーレはまたいきなり消えた。
『何で、反応がなくなっているの!?』
ラグナルがかなり驚いている。
この能力使う奴いたような………
スカリエッティに似ている………
クワトロ?
そんな感じのような………
『それでは私は失礼するよ』
「………ちょっと待て。最後に聞きたいことがある」
『なんだい?』
「お前、俺を試したろ?」
『さてね?また依頼があったらよろしく頼むよ』
「………考えておく」
そう言ってディスプレイは消えた。
「ドクター、どうでした彼は?」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ