暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第10話 転生者VS転生者
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「いつもあんなことがあるのか?」

「うん、結構な頻度で」

もてすぎるのも問題だな。

「結構大悟のことを好きな子もいて。………見た目はあれだから」

まぁ見た目はな。

「大悟は私たちが一番なんて言うから、なのはたちもたまにああいう目にあったりするらしいし………」

本当にはた迷惑な奴だな。

「今日はありがとう。本当に助かったよ」

頭を下げるフェイト。

「気にするなよ。たまたまそこに出くわしただけだし。困ったらお互い様だよ」

「うん、ありがと。………あのねお礼に一緒に翠屋にでも………」

ブルブル俺の携帯が震える。

「悪い、フェイトちょっと電話だ」

「………零治、学校に携帯持ってきてるの?」

ジド目で俺を見るフェイト。

「まあまあ、バレなきゃ構わないでしょ」

「………本当に不真面目だね零治」

「お前らが硬すぎるんだよ」

主に、バーニングとか魔王様とか。

「それよりでなくていいの?」

「おおっと」

携帯を取り出し、ディスプレイを見る。
………シャイデか。

仕事の話はいつも夜なんだけどな………
フェイトから少し離れて電話に出た。

「ほい、どうした?」

『零治、依頼よ』

「一体どうしたんだ。普通なら夜だろ?」

『それがね日時が今日だからよ』

「本当にいきなりだな………場所は?」

『海鳴市』

「ここだと!?仮にもなのはやフェイトたちがいるんだぞ!!」

『依頼人から管理局より先に始末して欲しいらしいわよ』

「………敵は?」

『人造魔導師』

かなりヤバイ敵じゃないのか?

「………依頼人は?」

『……………ジェイル・スカリエッティ』



…………はあああああ!?

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