暁 〜小説投稿サイト〜
始まりはこの日から……
夢と現実の境界線
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TS○TAYAへの途次にある小学校で、サッカー少年達が練習をしてるはずだ。
半ズボンの可愛い少年達が、私の為に太ももを露出させ若さをアピールしてるはず!
今夜のオカズ用に写真も撮っておこう。

そうと決まれば素早く行動。
部屋の端に積み重ねてある衣類の中から、わりかし綺麗な物を選び即座に装着。
枕元に置いてあったスマホを掴むと、ダッシュで外出!

んで気付く。
「レンタルDVD忘れた!?」
と……

慌てて室内へ戻り、放置状態のレンタルDVDをTSUT○YAの袋ごと掴み、クイックターンで方向転換。
しかし何かを踏んでしまい激しく転倒!
積み重ねてあった漫画の山にダイビング。

だが美少年達の太ももを愛でたい私は元気よく立ち上がり再出発。
築年数が私より先輩なボロアパートを勢いよく呼び出して、いざ行かんサッカー少年達のパラダイスへ!
……と思ったけど、鍵をかけ忘れて再度Back。

何度か邪魔が入ったけど、もう忘れた事はないだろうから目的地までルンルン行進。
サッカー美少年達の楽園までは徒歩で15分。死ぬ気で走れば約5分。
スキップ行進の私は8分で到着だ。

そしてそして桃源郷に到着しました。
ウキウキ気分で校庭を見れば……
ダ・レ・モ・イ・ナ・イ……?

如何いうこっちゃと校庭を睨み付けて答えが降りてきた。
昨晩の大雨でグランドコンディション最悪。
“こんな状態じゃサッカーは無理だよね”って声が聞こえてきた様な気がする昨今……

ションボリとした足取りで、ここから徒歩20分のT○UTAYAまで30分かけて到着。
取り敢えず返却だけは済ませ、店内を物色。
この沈んだ気持ちを変えたい私は、頭脳は大人のまま子供になった名探偵に憧れを寄せ、レンタルする事に……

私もアノ薬が欲しい。
今の記憶を所持したまま、また子供からやり直したい。
そして美少年を喰べちゃいたい! 下の口で?

な〜んつって欲望丸出しの妄想しながらレジに並んで気が付いた。
私……財布……持ってきてな〜い!!
まぢかよぉ〜……

レジの女店員が怪訝そうな目で見る中、商品を元の場所に戻して店から出る。
はぁ〜……なにやってんだ私?
昨晩から碌な事がないわ。

仕様がないから帰宅の途につく……が、如何しても気分転換をしたい私は、金がなくても大丈夫な場所を思い出す。
それは私が以前バイトしてたカラオケボックスだ。バイト禁止な会社に黙って働いてた為、バレて止めざるを得なくなった店だ。

高校を出て今の会社に入ったのと同時に始めたバイトなので、現在の店長よりも古株な私は、後日支払うツケが利く。
踏み倒す事など有り得ないという信頼があるから、顔パスで利用させてもらえるのだ!

ルンルン気分が戻った私は、早
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