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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
ニルヴァーナ起動
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イさんが巨大な氷の城壁を作り出しそれを止める

「グレイ」

「グレイさん!!」

「行けよ………こいつぁ俺がやるって言ったろ」

そういうグレイさんは肩で大きく息をしている

「けど………お前今ので魔力を使いすぎただろ!!」

「いいから行きやがれ!! ここは死んでも通さねぇ!!行け!!エルザのところに!!」

「うおおお〜!! 必ずエルザを助けるからな!!」

「ナツさん!!」

走り出すナツさん。俺はどうすればいいんだ?

「シリル!! お前も行け!!ナツ一人じゃさすがに全員は運べねぇ!!」

「ぐっ」

確かに………そうだ………くそ

「グレイさん!! よろしくお願いします!!」

俺もウェンディを背負って走る。俺たちはエルザさんの元へと急いで走った


――――しばらく走ると

「うきゅぅ」

「ハッピー!! 起きたか!?」

「ナツ………ここどこ?」

どうやらハッピーが目を覚ましたようだ

「しゃべるな。しばらくこのまま休んでろ」

「でもジェラールが」

ジェラール?

「ジェラール…あのやろう、なんでこんなところにいやがるんだ?」

「あの………ナツさん?」

「なんだ?」

「ジェラールって………もしかして青い髪の顔に………タトゥーの入ったりしてる人ですか?」

「お前!! ジェラールを知ってるのか!?」

すごい勢いで迫ってくるナツさん。思わず立ち止まって後ずさりしてしまう

「あ………はい………小さいときに助けてもらって…」

「あいつが………助けた?」

ナツさんが驚いた顔をする

「だとしても………俺はあいつを許さねぇ!!エルザを泣かせたあいつは!!」

しかしすぐに怒りに満ちた顔になってしまう。エルザさんを泣かせたって……もしかして……噂で聞いたエーテリオンを落としたってことに何か関係あるのか?

『ナツくん。シリルちゃん』

少し雰囲気が悪くなってきたところで突然声が聞こえてくる

『聞こえるかい?』

「その声は………」

「ヒビキさん!! てかなんでちゃん付け!?」

俺もくん付けの方がいいよぉ………

『よかった………誰もつながらないから焦ってたんだ』

俺たちは辺りを見回すがどこにもヒビキさんらしき人影は見当たらない

「どこだ!?」

『静かに!!敵 の中におそろしく耳のいい奴がいる。僕たちの会話はつつぬけている可能性もある。だから君たちの頭に直接語りかけてるんだ』

「頭に語りかける?」

どういうことだ?

『ウェンディちゃんは?』

「ここにいる」

『よかった!! さすがだよ。これからこの場所までの地図を君の頭にアップ
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