暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL 忘却の最期
第12話 ナツVS.エルザ
[2/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
誰かの呼ぶ声が聞こえてきた。

「誰?」

「あ、もしかして」

ラストは心当たりがあった。

「妖精の尻尾在籍のラストさんは?」

「俺だ」

「注文の馬車をお届けしました」

「ありがとう」

馬が届いたのが気になったのか、レビィ達とミラが野次馬の中から出てきた。

「馬届いたんだ!」

「どんな馬なんだ?」

「見てみればわかるが、そこらの馬よりは速く走ることができるそうだ」

「見てみましょうよ!」

馬に興味が沸いた者を連れて、馬用の小屋があるギルドの裏に向かった。

「これが、俺が買った馬車と馬だ」

ラストが届いた馬を見せると、全員(ミラ以外)顔をひきつらせた。

そこにいた馬は

二本足で立ち、顔が高速で動いている

何処をどう見たら馬に見えるのか不思議な生き物だった。

「何処が馬よコレー!!?」

真っ先にツッコミを入れたのはルーシィ

「馬っていうか・・・・・・・・・・・・・・・・・・何だよこの生物!?」

「タンチモと言うらしい」

「いや名前聞いてんじゃなくて!!」

「まあかわいいわね!」

「ミラさん今言うことそこじゃない!!」

「ちゃんと血統書が付いてるれっきとした馬だ。ほら」

ラストが見せた血統書を見ても、まだ納得できない・・・というより付いていけてない一同だった。

「ラスト、お前騙されたんじゃねーのか?」

「失敬な、ちゃんとこの目で確認したぞ?人参を食べたし間違いない」

「「判断基準そこ!?」」

まだ納得しないジェットとドロイを見て、ラストは少し顔をしかめた。

「ちゃんと鳴くんだぞ馬みたいに・・・な、タンチモ?」

「ブルルンブルルンウヮーオ!!」

「「何処が馬の鳴き声だー!!」」

やはり納得いかず叫ぶジェットとドロイだった

「お前ら何やってんだよ、もう始まるぞ」

もうすぐ決闘が始まるらしく、グレイが呼びに小屋まで来ていた。

「いけね!」

「早く行こうぜ!」

「つか何だそれ?」

「馬だ、馬」

「は?どこが馬なんだ?」

「まあまあいいから」

決闘するナツとエルザのところに向かう一同の後ろで
何故馬だと思われていないのか納得できていないラストが唸りながら後を付いていった。

「こうしてお前と魔法をぶつけ合うのは何年ぶりかな?」

「あの時はガキだった。今は違うぞ!今日こそ勝つ!!」

「私も本気でいかせてもらうぞ」

エルザは紅色の鎧に換装した。
その鎧の名は、炎帝の鎧

「エルザはナツの炎を無効化させるつもりか」

「ねえ、ナツって大丈夫なのラスト?」

「無効化といっても完全ではない
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ