「ボロディンJr奮戦記~ある銀河の戦いの記録~」の感想


 
良い点
サンタ・クルスライン、自由惑星同盟最大の星間物流企業の存在は原作でもOVAでも触れられています。
帝国軍艦隊がいつイゼルローン回廊からなだれ込むか分からない同盟初期なら、艦隊への物流は一本化した方が、同盟政府の安定化に役立つと思います。
しかし760年マフィア頃以降は、単一の独占企業は経済発展
の弊害以外に成りえません。
 
コメント
ローカルの各惑星政府同士の経済的結び付き、ブロック経済の発展と政治的自立を阻止するために、星間物流企業の強大化を止めているとしか思えません。

 帝国軍の軍事力に対抗するためには、経済力しかない❗と思う銀英伝一ファンの独り言です 
作者からの返信
作者からの返信
 
コメントありがとうございます。

寡占企業のいいところは、やはり『無理が効く』ところだと思うんですよ。
真っ当な平時経済であれば、競争が経済発展を誘発しますが、よりにもよって150年戦争してます。

グランド・カナル事件の時、100隻ほどの民間輸送船を出せたのは、やはりサンタ・クルスラインしかないと思えます。
幾ら戦時でも大手が20社くらいに分かれていると、軍への船舶供与が難しいかもしれません。