「冥王来訪」の感想


 
コメント
>欧州連合軍は反対します

ヨーロッパ諸国は放射能汚染を心配しますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>ヨーロッパ諸国は放射能汚染を心配しますか
 理由は資料集には詳しく書いてありません。
ここからは設定資料集の年表と柴犬の本編及び外伝から類推した私個人の見解です。
 
 資料集によれば、ドイツ第三帝国は1945年に2発以上のベルリンに原爆投下がされて、政府が崩壊し、敗戦に至ります。
(資料によってはベルリンに4発の核弾頭が落ちたというものもあります)
 戦後東西分裂をするのですが、東西ドイツは強烈な反核感情を国民感情として抱くようになります。
これはメタ的な事を言えば、マブラヴ世界の戦後日本は原爆投下を免れているというストーリーにして、G元素爆弾を広島や長崎の原爆と同じようにする演出の為です。
また、日本人読者に向けて、柴犬の物語の舞台、東西ドイツに感情移入しやすいように、原子爆弾投下とそれに伴う反核感情をドイツ人に擁く様にさせたのです。

話を元に戻しましょう。
外国人の読者の方ですと、日本の反核感情はなかなか理解しがたいでしょう。
柴犬の東西ドイツの国民感情は、戦後日本の姿を仮託したものと考えていただければ、納得がいくかと思います。
 ゆえに、西ドイツと東ドイツの原爆投下への忌避感というものは強烈なものがあったのではないでしょうか。
BETAに勝てるとは言え、原爆を簡単に使うソ連軍にユルゲンたち東ドイツの留学生は反感を持っていました。
またベアトリクスがモスクワ派から離脱する原因の一つに、シュミットの東ドイツ国内への核配備があります。
これがなかったら、小説版では殺されなかったでしょうね。
(アニメ版はKGBスパイだったので、恋人ユルゲンの仇敵でした)

>放射能汚染
 たぶん、ソ連の核攻撃の話はソ連留学前のユルゲンたちの耳にも届いていましたから、欧州中に広まっていたでしょう。
当時の欧州人の感情としては、ビキニ環礁で被爆した第5福竜丸や東海村JCO事故の様に神経質になっていたのではないでしょうか。
 史実では、欧州人は放射能に対して日本以上にルーズでした。
騒ぎ出すのは、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故以降ですね。
ソ連製ということで関係ないグルジア製のお茶やアルメニア原産のワインなどが大量に廃棄されるという事が起こったと、当時の本に書いてありました。
(その当時の日本は比較的おとなしかったかな。
チェルノブイリ事故の際、ソ連に遊びに行っていた小学生のグループがガイガーカウンターを持っていて、反応したので帰ってきたという話があるぐらいです)