「冥王来訪」の感想


 
コメント
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どころで、大規模な戦車を集中し、ファランクスにような隊形でバリアを生成するの構想はどうですが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
 ロシアは2008年のグルジア紛争での苦戦を受けて、戦車・火砲の大規模な近代化を進めていました。
飛んでくる対戦車弾に対し戦車から迎撃弾を発射して装甲に当たる前に撃ち落とすAPAと呼ばれるアクティブ防護システムです。
ロシア軍だとアリーナMやアフガニートが今回の戦争で使われていると聞きます。

同様の物にイスラエル製のトロフィーというシステムがありますから、技術支援を受けたのかもしれません。

 ただ、米軍等の支援によって電子機器の妨害やレーダーシステムの鹵獲があったので今回の戦争では思うように世界有数の火器管制システムが作動せず、旧ソ連式の大量の火砲を用いた絶え間ない砲撃に依存しているようです。
日米では限られた数しかない防空用の自走砲やロケット自走砲をソ連・ロシア軍は中隊規模で運用していますので対空防御の隙間が非常に少ないのです。
(自走対空砲に限って言えば、ロシア軍2K22ツングースカ250両、ZSU-23-4シルカ190両ほどが現在稼働中です。
シルカは、数千両作られていますので、シベリアに放置してあるものを復活させれば即戦力になりえます。
対する自衛隊は87式自走高射機関砲、40両前後。地対空ミサイルも少ないので防空は厳しい状況です)