「非日常なスクールライフ〜ようこそ魔術部へ〜」の感想

緋色の空
緋色の空
 
コメント
夏休みが……終わるな……と遠い目をしつつこんにちは。
本日夏休み最終日の緋色の空です。やだよーあと半年くらいは夏休みってことにしてほしいよー(駄々こね)。

夏祭り!懐かしいですね、昔近所のお祭りによく行ったのを思い出しました。浴衣とか着たな、懐かしいな……。
なるほど今回はデート回、と思ったら大人数。夏祭りデートは来年までお預けだね晴登君。今回は友達との夏の思い出作りという訳ですね、いちゃつく二人も好きだけどそういうのも好きです。

とか言ってたら開幕から優菜ちゃん!優菜ちゃんだ!
表情暗くてやつれてるの心が痛みますね。でもそりゃそうか。失恋した上にその時酷いことを言ってしまって、しかも謝るチャンスがあの日からなかったともなれば、ずーっと内心で反省とか自責とか失恋の苦しさとかがごちゃ混ぜになって辛いですもんね。特に優菜ちゃん優しい子だから人一倍そういうの気にしてしまいそうだし。
確かに優菜ちゃんは誰かを傷つける手を取ってしまったけど、世の中には「恋と戦争ではあらゆる戦術が許される」という言葉もあるくらいですから、がむしゃらに己の恋を叶えようとしたと見れば決して悪い子ではない。それに彼女はまだ中学生、いつ何時も誰かのことを考えて自分の気持ちを制御出来るかと言われればまだ難しいお年頃。
むしろ自分の非を認めて謝ろうと決意して、実際に謝罪出来ることが凄いなと思います。どれだけ自分が悪くてもそれを認められない人間って大人でもたくさんいますからね。大地君も、実際にやらかしたのは優菜ちゃんだから、自分の関与については黙っておくことだって出来ただろうにそうしなかった。「自分の気持ちを優先した」と非を真っ直ぐ見つめた上で謝れる。
……みんないい子すぎるな。あまりにもいい子だし仲はこじれなかったし、結月ちゃんも声をかけていなかった(声をかけづらかった)だろう優菜ちゃんも夏祭りに一緒に行けるし、このパーフェクトハッピールートにはオタクもにっこりですよ。嬉しいね。

結局デートしてるじゃないですか!!!!!(影丸さん絡み以来通算四度目)(歓喜の意)
ついさっきまで「夏祭りデートは来年までお預けだね」とか思ってたのにこれですよ。いやまあ他のみんなも別行動とはいえ一緒だからデートと言い切っていいかは微妙ですけど、でもデートしてる!二人っきりだ!
それと、ちゃんと仲直り済みと解っていてもお祭りを和気あいあいと楽しむ面々を見て安心しました。よかった、口では許すと言っても気持ちが追いつかない、みたいになったらどうしよう……とちょっとだけ思っていたので一安心。
ところで金魚に逃げられた結月ちゃんは大地君から金魚をもらった訳ですが、これ飼ってても「うわコイツ強いから近寄らんどこ」みたいになったりしませんかね。大丈夫かな。

いちゃついてる…………!(物陰から覗いているオタクの絵文字)
え、いや二人とも待って。いやいいんですよ、いちゃくのはいいんですよ、カップルだから。でもすぐ近くに友達や妹がいるのにキスを仕掛けるのは、なんというか、あまりにも強者では?ほら見て優菜ちゃんが一部始終見てる!見られてるぞ二人とも!みんな花火見てるだろうし、と思ってたのかもしれないけど見てるぞ優菜ちゃんが!
……みたいな感じで内心めちゃくちゃ騒ぎながら読んでました。君達本当、本当そういうとこだぞ……。


あと三章で、終わる……だと……?
しかも六章含めてあと三章、最終章は消化試合みたいなものってことは、あと六章と七章で実質終わりってことですか!?なんと。
明確になった終わりに寂しさを感じるような、よっしゃ最後まで追いかけてみせるぜ!と燃えるような、なんとも不思議な気持ち。とりあえず感想板に出没して叫び散らすのは止めないのでお付き合いくださいませね。
ところで後書きに「別の小説」っていう文字が見えましたが!つまり波羅月さんの次回作は約束されているということでよろしいですか!(気が早い)


さて。
夏は終わり、六章は次の次の次くらいからということは二、三話短編的なものが挟まるということでしょうか。わーい楽しみ!
ではでは。





最早恒例となった進捗状況ですが、びっくりするほど話がぐだつきだしたので「何とかせねばな」って思ってるところです。だからプロットを守れとあれほど(いつもの)。
でも頑張るね……こんなに一つのネタに集中出来るの初めてってくらいこのネタ好きだから頑張りますね……。 
作者からの返信
作者からの返信
 
夏休みに行ったのなんていつ以来でしょうか。あの時の記憶を頼りに今回の話を書きました。どうも波羅月です。ちなみに夏祭りはあと2週間あります(にっこり)

毎度幕間にサービス回を挟まないと気が済まないということで生まれたこの回ですが、ついでに色々なフラグを回収できたのは収穫でした。
優菜については、さすがに2学期が始まったらもう謝罪どころじゃないと思ったので、ここでの登場となります。彼女からすれば一刻も早く謝りたかったので、夏祭りは良い機会だったですね。

結局デートしてるじゃないか!(n回目)
いや、書いてる当初はみんなでワイワイの予定だったんですけど、なんかイチャイチャ足りなくね?って思ったら、勝手に書いてしまいました。公式公認カップリングなので仕方ないですね!(自由)

5章で折り返しとは言いましたが、あまりの急展開でびっくりさせたと思います。でも言っとかないともうそわそわして仕方ないんですよ。だっていきなり「次が最終章です」って言われる方が嫌じゃないですか? 心の準備をさせようという粋な計らいですよ。自分も含めて。
ただ5章があまりにもボリューミーになってしまったので、それと同じかそれ以上に盛り上げられるか自信がないんですよね〜。たぶん文字数はそこまでいかないだろうし、累計100万文字(現在約80万文字)いければいいかな〜なんて。あと3章でいける……か……?

とにもかくにも、頑張るしかないので頑張っていきます(語彙力)。今回も感想ありがとうございました! 次回もお楽しみに! では!



P.S.
うっかり口を滑らせてしまったんですが、別の小説のプロットを書き始めております。この物語が終わってから書き始めるつもりではありますが、辛抱できなかったら同時に書くかもしれません。するとどうなるでしょうか? どちらの更新も遅くなります(←ポンコツ)
内容は伏せますが、こちらも自分の好みが詰め込まれてる作品となっております。長く書くつもりはないので、一から十まできっちりとプロットを書いていきたいと思います。今のところ、1話と最終話のみ完成してます。起と結は大事ってそれ一。
しかし承と転がまだなので、ぐだつく可能性もありよりのありけりです。気に入ってるエンドなので、是非とも完成させたい……! お互い頑張っていきましょう。