「冥王来訪」の感想


 
コメント
やっぱりソ連はろくな事をしないですね、障害者は存在しないとはナチスの優生思想そのまんまです共産主義は人類を退化させるだけ。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想有難う御座います

>障害者は存在しない
この言説は1980年のモスクワ五輪の際にパラリンピック競技を拒否した時に言った言葉と伝えられています
一応、帝政時代はロマノフ家が私費で作った障碍者施設があったのですが、ソ連革命以降一変します
赤軍に参加した傷痍軍人以外は、ほぼほったらかしにされて、社会とは格別した生活を受けます
無給で強制労働をさせられたり、ひどい場合は秘密警察に逮捕され、裁判なしで即座に処刑されました
大祖国戦争で50万人の傷痍軍人が発生するのですが、彼等の扱いも酷い物でした
ソ連にも1936年以降、障害者授産施設が出来るのですが、ほぼ無給に近い扱いを受けていました

>ナチス
国民社会主義ドイツ労働者党(Nationalsozialistische Deutsche Arbeiterpartei)という言葉の通り、社会主義政党です
政治犯収容所や宣伝煽動の仕組みはソ連共産党の完全な模倣です
社会保障制度や健康福祉政策などはドイツ社会主義の独特の歴史的な物もあります

今日考えられているほど独ソ関係は悪くなく、1930年代前半までは非常に友好的でした。
赤軍の近代化、軍事技術の発展は第一次大戦で敗戦国になった帝政ドイツの軍人たちが持ち込んだものが多数あります
後に志那大陸で暗躍するハンス・フォン・ゼークトなどはソ連国内でソ連将校の訓練を実施していました
1925年にクーデターで中華民国政府を乗っ取った国民革命軍を支えたのはドイツとソ連です
孫文がソ連の資金で作った「黄埔軍官学校」
そこの校長は蒋介石なのは有名ですが、副校長は周恩来、講師としてホー・チー・ミン(胡志明)、ソ連側の軍事顧問は後に張鼓峰事件で日本軍と戦ったワシリー・K・ブリュッヘル元帥でした

あまり長くなるので、これぐらいにしておきますが、直近100年ほどの国際情勢の混乱の下はソ連と言っても過言ではありません
寧ろ、この100年の歴史を振り返ると、日本はソ連の有害工作の被害者なのです