「小才子アルフ~悪魔のようなあいつの一生~」の感想

雑兵I-13
雑兵I-13
 
良い点
テンパっている当事者ぶりが良く出ていた。
 
コメント
銀英自体、ペルシア戦争(紀元前5世紀頃)と見紛う程、社会が後退しています。貴族層の教育は反乱対策の一環か人材を見るとまともに行われている感じがしません。
ラインハルトを排除した場合は、長年の愚民化教育や戦時下で教育どころではない事による人材の枯渇から人類圏全てが地盤沈下を起こし文明崩壊。いずれ訪れる文明崩壊の混乱と崩壊後の活動規模が縮んだ世界での再興も視野に入れなければならない。
ラインハルトは育て方を変えれば優秀だが同僚や上司から煙たがられる現場監督、学者、職人、軍人になっていそうです。
貴族社会どうこうで考えているけど、人類文明の存続自体が危ぶまれる時代である事に気付いていませんね。成長して世界が見える様になって頭を抱える姿が見えます。
良策はリップシュタット戦役終了後に焦土戦、領民殺しの責任を問い、用済みだ死ねと(コイツがいると帝国が残るので)リヒテンラーデと(戦争を終えるために)ラインハルトを消す事になるのでは。