「魔法少女リリカルなのは~無限の可能性~」の感想

胡桃団子
胡桃団子
 
良い点
馬鹿みたいな管理局アンチヘイトものでない点
 
コメント
ストーリーはしっかりしていると思いました。
しかしあえて一言申すなら、非殺傷設定に対する文句だけはないなと思いました。
殺しの覚悟?ですかこれは。言っては悪いですが、殺しの覚悟を管理局に問うのは、警察に犯人は殺してしまえと言っているようなもの。たまたま人間の住む場所に迷い込んでしまった動物に対し、麻酔銃を使わず殺せと言うようなものでしょ。
むしろ、殺されることが当たり前にあるような環境でそれでも人を殺さずに捕え、事件の解決に導くことが殺すことなんかよりどれだけ難しいかを知るべき。戦争をやっているわけじゃないのだから。
管理局員が人を殺してしまえば、どれだけの民間人に故意であれ、そうでないであれ叩かれてしまうというのに。それは現実の警察がそうでしょ?ニュースでそれだけ騒がれ、叩かれているか。組織のイメージが悪くなるし、恐怖の対象になりかねない。
殺すっていうのは当人だけの問題ではなく周りに恐怖を与える行為だということを理解することですね。平然と人殺しをできるやつと一緒に生活したいと思いますか?
無論、非殺傷設定が完璧でないことは使っている本人たちが一番わかっていることです。それでも少しでも生きて更正させる機会を命がけで与えている彼らの凄さが分からないなら、オリキャラに対する好感度はかなり下がりますね。自分たちが殺しの世界を生きてるからって何だよ。そんなことしかできないような連中がいるから戦争ってなくならないんじゃないかと。
人を救う職業っていうのは殺しの覚悟なんて言う生ぬるい覚悟でできる仕事じゃないんだよと思いますね。殺すのは楽だ、けれど生かすのはずっとずっと難しいことだけ知るべきですね。
それ以外は特に問題はありませんでした。 
作者からの返信
作者からの返信
 
まったくもってその通りですね。(おい

一応、殺し合い云々での対象は犯罪者ではなく排除しなければ危ない存在(例としては闇の書の闇)をイメージしてたんですが...管理局は犯罪者を取り締まるのが主でしたね。おまけに書き方も犯罪者を想定しているようにしか見えませんでしたし。失念してました。
感想を読ませてもらってから見直してみたんですけど....これ、せめて“殺す覚悟”と言うより“殺してしまった時の覚悟”に変えるべきですね。違和感がバリバリでした。
今更大きく修正はできないですが、できる範囲で修正しておきました。

まだまだおかしいと思う所はあるでしょうけど、かやのひめは江戸時代からほとんどの人間に会わずに暮らしてきたので、感性がずれているという事で妥協してください。