転生者の珍妙な冒険

ぶっちゃけ、小話以上に本編と関係ないので、読み飛ばしてもらって全然ＯＫです。

因みに、ここで出るレギュラー以外の既出キャラは、作者がもう１回出そうかと思ってるキャラです（あくまで予定）。 

・夜集阿　聖斗(よしゅあ　せいと)
若干１７歳で死んでしまった不幸な青年、と思いきや神様に転生させてもらえたある意味幸運な人間。その時に転生のお約束として特別な力（波紋の呼吸法とスタンド）を貰った。
中肉中背の至って普通な体系、顔もフツメン。しかしそれは外見だけで、服を脱ぐと結構ムキムキの、筋肉と贅肉が絶妙なバランスで合わさった理想的な肉体をしている。
その理由は父の実家が空手の道場、母の実家が太極拳ファンクラブの会長宅（聖斗の祖父が会長）なので、幼い頃から双方に凄まじい鍛錬をされていた結果。冗談抜きで裸でも革鎧位の防御力はある。
生前（？）は学校でハブられており、本人はソレを「キリスト教系ミッションスクールでヨシュアなんて名前だから」と思っているが、その実ソレはきっかけ。実際は彼の妙な性格が原因である。
基本的にふざけた様な言動しかしないが、いざと言う時はかなり真面目に積極的に動き、生き残る術を探す。また、己の中でのやっていい事悪い事の区別がハッキリしており、他人がソレを破った場合にもキレて問答無用の暴力をくわえる。
好きなマンガは「ジョジョの奇妙な冒険」で、好きな芸能人は「新垣唯衣」。
名前の由来はイエスのヘブライ語読みのヨシュアから。

【作者的キャラ診断（？）】
誕生日→９月２日
動物に例えると→「窮鼠猫を噛む」の窮鼠
国イメージ→日本
家族構成では大体どの地位が適任か→兄もしくは滅多に帰らない叔父



・サリナ・テッド
聖斗が転生後最初に出会った人で、冒険者。聖斗にこの世界のギルドについての説明等をした。現在１５歳で、３年前から冒険者稼業をしている。
身長は決して低くは無いのだが、１７５ｃｍの聖斗、２００ｃｍのタルタスなどがいるせいでかなり小柄に見えてしまう。顔も童顔なため、どうしても幼い、弱そうな印象が残るが、３年間の冒険者稼業で鍛えられた体は同年代の冒険者じゃない女の子より引き締まっている。
実家は貴族ではないがかなり大きな農家。しかし冷害の打撃を受けたせいで経営がボロボロになり、出稼ぎのような状態で冒険者をやることになった。
性格は親切で真面目、友達想いと良い人の３拍子が揃っている。だが、自分の許容範囲を超えたストレスやショックがあると頭がショートし、暴走したり気絶したりする（仲間が殺された時に敵わない相手に突っ込んだり、凄くビビった時に気絶したり）。
現在、聖斗の事が好きなのだが、本人もそれが吊り橋効果じゃないのかと疑っているので、恋愛には消極的。しかし嫉妬心などは出るらしく、聖斗が他の女の子と仲良くしてたら膨れる。
名前の由来は熊のぬいぐるみが喋るという映画『ｔｅｄ』から。

【作者的キャラ診断（？）】
誕生日→１月５日
動物に例えると→仔犬（特に忠犬）
国イメージ→スイスとかそーゆー長閑な感じの国
家族構成では大体どの地位が適任か→妹




・タルタス・フォード
聖斗が初めて立ち入った街『ジェリア』で冒険者をしていた男で、現在こそ木こりのような事をしているが昔はランクＡにもなる『ジェリア』最強の冒険者だった。その怪力と己の持つスキル「武器庫空間」を利用しての大量の武器による攻撃から『千刃覇王』と呼ばれた。
覇王の名が示す通り、厳つい顔に凄まじい筋肉を有しており、若い頃から５０になった今でもその肉体は衰えていない。その姿を見た聖斗は「タルカスがいる」と慄いた。だがぞの実、性格は親切で人が良く、さらに恋愛話が好きで少し寂しがり屋とよく分からない。だが、ハッキリしているのは、自分の実力を馬鹿にされたら激怒し、馬鹿にした相手をボロボロにするか自分が負けるまで止まらないということである。
家が代々冒険者の家系で、実は父が今でも王都のギルドのギルド長をしている。そのおかげで幼少のころから無茶苦茶鍛え上げられて今の彼があると言っても過言ではない。
旅の仲間の中では保護者か師匠といった立ち位置（自称）で、更に言うと彼はホモではないので当然ながら聖斗に対しての恋愛感情は無い。
名前の由来は、ジョジョ一部の敵キャラであるタルカスと黒騎士ブラフォードから。

【作者的キャラ診断（？）】
誕生日→７月１５日
動物に例えると→闘牛、もしくはゴリラ
国イメージ→古代ローマ
家族構成では大体どの地位が適任か→父




・ネーナ・チュミン
聖斗が冒険者登録をしたギルドにいた受付嬢。現在は退職して聖斗達と一緒に旅している。
黒髪のロング、落ち着いた雰囲気の立ち振る舞い、抜群のスタイル、という見事なスペックを持っている美人だが、性格はやや破天荒。どのくらいかと言うと、聖斗が仲間にしてくれる保証もないのに勝手に先に聖斗が行く予定の宿場町に待機してるほど。
家は爵位も貰っている貴族で、受付嬢をしていたのは婚約者であるナイン・Ｒ・ジェリア男爵がジェリアの領主になるのについて行っていたから。だが本人は乗り気でなく、寧ろＤＶをしてくる男爵を嫌っていた。
自分をＤＶの嵐から救ってくっれた聖斗を好きになり、彼を白馬の王子様と信じてついてきた。因みに実家には一方的に離縁状を送っただけ。サリナとはライバルのハズなのに不思議と仲が良く、頻繁に２人で聖斗の荷物や体を探って（？）いる。
名前の由来は、ジョジョ３部の敵キャラであるネーナと、彼女のスタンド「女帝(エンプレス)」の鳴き声「チュミミミ～ン！」から。

【作者的キャラ診断（？）】
誕生日→３月６日
動物に例えると→鶴
国イメージ→日本
家族構成では大体どの地位が適任か→姉







・ディノ＝ブラド
宿場町で聖斗達に自分の部屋を「もう出るから」と譲った男。未だに彼についての情報は少ない。
彼と１番長く会話していた聖斗曰く、彼の印象は「心の中心にしのびこんでくるような凍りつくまなざし、黄金色の頭髪、すきとおるような白いハダ、男とは思えないような妖しい色気」だとか。
名前の由来は、ジョジョ１部のボスであるディオ・ブランドーから。





・謎の男達
「ん？　フラグか？」の最後に登場した、声だけしか分かっていない謎の集団。
一体何者なのかは不明だが、「ちょっとした小話２」でディノが似たような状況で登場しているため、彼と関係があるのかも知れない。









・ナイン・Ｒ・ジェリア
国から『ジェリア』の領主に任命された貴族で、ネーナの婚約者（元をつけた方が良いかもしれない）。
容姿は決して悪くは無いのに、女性蔑視気味の性格が原因で女性人気は笑える程に低い。正直言ってまるで無い。
貴族の嗜みと言う謎な理由から冒険者になり、魔法の才の御蔭でＢランクまで進めた。何気にタルタスを尊敬しているが、彼のようには決してなれないだろう。
結構根に持つ性格で、自分を酷い目に合わせた聖斗を憎み、事あるごとに殺そうと刺客を送ったりしている。その全てを撃退され、自身も屋敷ごと焼かれたのに今だ諦めていない。
名前の由来はアフリカにある「ナイジェリア」と「アルジェリア」という国。別に両国を馬鹿にしているつもりではない。




・コング・スパルタン
閉鎖的な獣人の国「ケモナ」の国王で、現在６０歳のウッホ種の獣人。歳を想像させない強さと、高い政治家としての技能で長年ケモナのトップに君臨している。
ゴリラの獣人の為、当然ながら不細工。更に体は凄いムキムキなのでもう男子なら兎も角女子には絶対人気出ない。だが、昔は奥さんが居たというから驚きである。
前述の通り奥さんが居たのだが、ケモナを建国した３０年前に奥さんはニンゲン側だった為に離婚した。子供もいなかったので気おくれなどは無かったと本人は言ってる。
ニンゲンが嫌いなのだが、国を救った聖斗には国を挙げての感謝をしており、当人同士も結構仲が良い。聖斗の出立時には彼の無茶振りの殆どを応えた。
名前の由来はＯＮＥＰＩＥＣＥに出てきたマッチョな剣闘士スパルタン。




・ヴォルフ・サイトウ
ケモナ国王の親衛隊のような軍隊に入っているジャパンウルフ種の獣人で、その中でもトップクラスの実力を誇る。因みにジャパンウルフ種は希少種であり、彼の他に生きているのは３人。
狼の血を持つ獣人の為か、美形ではあるがその雰囲気はやや他人を寄せ付けない雰囲気がある。だが性格は妹想いで、狼らしく仲間意識が強い。
ケモナ国王軍有数の実力者で、その剣速は自他ともに強い誇りだった。だが銀の戦車(シルバーチャリオッツ)に惨敗。それ以降は更に激しい鍛錬を己に課し、戦車(チャリオッツ)に勝つ為に頑張っている。
名前は適当。何となく面白い名前を付けたいという遊び心の産物。




・セーナ・フォクス
ケモナ国王軍所属の新兵。まだ１０歳ながら兄サイトウ譲りの素早さを持っているコン種の女の子。かなりブラコンであり、今でも週１回は兄と寝ようと画策（基本的に失敗）。
狐の獣人らしい綺麗な金髪にパッチリした目。小柄だが同い年の子供に比べれば発育した体という将来有望株。ただニンゲン嫌いがかなり酷く、ニンゲンを蔑視している節もあるので読者諸兄に陥落は無理。
まだ本人は魔術師の赤(マジシャンズ・レッド)の強さや危険度を見ることも出来ないレベルだが、これから強くなると言い、実際その為に激しい訓練をしている。将来、聖斗の嫁になると言った真意は不明。
ジャパンウルフ種のサイトウと同じく倭国出身で、名前は漢字で書くと星七(せな)。名前の由来は、はがないの柏崎星奈と、任天堂のスターフォックス。 

以上です。

後半の人達は、ぶっちゃけセーナ以外登場するか未定です。