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神の子は世界を巡る《緋弾編》

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第Ⅴ章 熾る不死鳥
  第025弾「大切な者」

 
前書き
型月編を始めしまった.......こっちすら、区切りついていないのに........
あと、どうでも良いが不知火とカヲル君が、俺の中でかぶる(ホモ的な意味で) 

 
 2006年 5月 13歳
 ──オランダ──

 手榴弾の衝撃で飛び散った鵺の手足を踏み潰し、ダルマとなって動け無い本体へと近づいて行く.......

「───ぁ──あっ」

 それでもなお、呻き声をあげ必死に生きようと蠢く鵺の身体に、鉄杭を転移させ行動を封じる────

──────グジュゥッッ!!

「───、───!!」

 声に成らない悲鳴を発し、痛みに苦しみもがく鵺に声をかける。

「生きたいか、鵺?」

 鵺は動かぬ身体を必死に動かし、肯定の意思を見せる。

「そうか、なら────〝暦鏡〟をだせ、2013年 4月 18日の居鳳町へと続く......」

「む、無理っじょ!今は式力の残────」

──────グシャリッッ!!

 足元にある鵺の血肉を再度踏み潰し、冷たい目で鵺を睨みつける。 そう────出来なければコロスゾと、言う様に。

「びょ──びょぉ...」

 顔を〝死〟への恐怖で歪め、必死に鏡を構築し───10分程が経過したのちに〝暦鏡〟が完成した。

「人間やるきになれば、何でもできるんだな。いや、鵺は化生か」

 鏡の中にケータイを突っ込み、Wi-Fiに繋ぎ年と時間を確認する。

「ん、ビンゴ。というかまだ、契約しっぱかよ」

 リサの亡骸を抱き上げ暦鏡へと近づいて行く。 その途中で、鵺の安堵の声が聞こえ振り返り声をかける。

「じゃあな───鵺」

──────ヒュン

 ピンを抜き鵺の体内に手榴弾を転移して、鏡をくぐり時間軸を移動した。

──────ゴォォォォオオオ!!!!!

 後ろから、肉体を引き裂くような生々しい音と、鵺の悲鳴、手榴弾の起爆による轟音が同時に聞こえた。

 □ ■ □

 2013年 4月 13歳
 ──居鳳町──

「─────」

 周囲は夜。
 明かりは限られた電灯しかなく、周りがほとんど闇に包まれている。
 それでも、自身の10m先に立っている〝濃厚な死の気配〟を纏った男のことは、明確に見える────否、見えるのではなく〝見ざる追えない〟。

 アレから眼を離した瞬間殺される。 そんな、予知に近い直感が身体中を駆け巡る。

「ハァ───そんなに警戒するなよ。自身とはいえ、良い気分じゃない」

「なんだ俺かよ、怖いから止めろ......」

 一瞬で緊張感が霧散し、今までの疲れがどっと押し寄せてくる。

「まあ、とりあえず移動するぞ」

──────ヒュン

 未来の俺に座標移動で転移された場所は、ホテルの一室だった。

「で?何の用?」

「いきなり本題?もうチョイ世間話とかしない?」

 ────確実に俺の精神状態を知った上で、的確に煽ってくる。 凄く殺したいなー。

「で、本題は衣食住と金を置いとくからリサを命に替えても救えってだけ。後、サラは蘇生できないぞ。もう生き返ってるから」

「...........え?何故に?」

 思わず変な声を上げてしまう、理解が追いつかないんだが。

「うーん。蘇生理由は説明できんが、時間軸のズレのせいだな。ま、向こうに戻っらお前と金三でファイト!!」

 我ながら説明が適当すぎる......が、自分でなんとかしろって事か。

「んじゃ、バーイ。後これ、「妖の古代言語」の習得書」

 俺との会話に飽きたのか、適当な対応で「ポーン」と本を投げ渡して転移で去って行った。

「まっ、いっか」

 ──────どうせ、俺だし 
 

 
後書き
怪盗「置いて行かれたでござる」

死神「あーえー、ドンマイ。原作では理子の出番多いし我慢しろ」

愛「(弱いから☆......とか言え無い)」

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