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転生者が赤龍帝!?

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原作前
  旅立ちと魔王少女

いつも通り朝、起きてみると横にはアリサが寝ていた。
これは前々から一緒に寝ているから違和感はないんだが、
いや、・・・普通の人からすれば違和感しかないか・・・。
男女が同じベッドで寝ているんだもんな・・・。
おっと、今はそれどころじゃない。
問題は俺の布団に潜りこんでる黒歌だ。
要するに今、俺はアリサと黒歌に挟まれて寝ているのです。
この状況だと起きれないんだよな。てか、動きたくないぞーーー!っていてる場合じゃない。

『相棒もムッツリだな。』

俺はムッツリじゃない!至って正常です。
というかドライグめいい度胸をしているじゃないか!
やはりこれからお前のことは『乳龍帝おっぱいドラゴン』と呼んでやろう。

『ぐはぁ・・・。それだけはやめてくれ。なんだか苦しくなってくる・・・。』

はいはい、ドライグいじめはもうやめて、そろそろ二人を起こすか。

「アリサ、黒歌起きてくれ。」

「う、うん、おはよう。」

「おはようにゃん」

といいながら俺に抱きついてくる黒歌。

「黒歌!すぐに私のイッセーに抱きつかないで!
イッセーは私のものなのよ!」

だがすぐに反論する黒歌。

「イッセーは私のよ。」

いや、俺は誰のものでもないです。はい。

「喧嘩はよして、早く下に行かないと。
喧嘩ばかりしていると二人とも嫌いになるよ。」

というと二人とも喧嘩をやめて下へ行った。

「そういえば、今日あのことをみんなに言おうと思っているんだが。」

『相棒が決めたことならいいんじゃないのか。』

「朝食の時に報告するよ。」

といい。そのあと今後についてドライグと話していたら「朝食が出来たわよー。」とアリサが言っていたので、話を切り上げて下に行った。

「「「「「いただきます。」」」」」

四人と一匹が朝食をとり始めた。
一匹というのはもちろんドライグだ。籠手から出して生肉を食べている。
そして俺は話を切り出すことにした。

「実はみんなに言わないといけないことがあるんだ。」

「言わないといけないことって?」

「世界を旅をしようかと思ってるんだ。」

「「「えっーーーーーーーーーーーー。急にどうして?」」」

なぜそんなに驚くんだ???どうしてと言われてもそんなのは決まっている。

「もっと強くなりたいからだ。」

「なんで?今でも強いじゃない?」

「ごめんな、それに俺より強いやつなんてたくさんいるさ。」

「それは本気?」

「ああ、本気だ。」

「そう、なら行ってきなさい。」

「えっーーーー。なんでにゃ!何でアリサはいいなんて言うのよ。」

と黒歌は驚きながらも反論していた。
ごめんな。黒歌・・・

「イッセー自身が自分で決めたことなんだから、私はイッセーに従うわ。
それに一生会えなくなるわけでもないわ。」

「わかったにゃ。私もそうするわ。」

アリサありがとう・・・。

「イッセー行くからにはもっと強くなってきてね?」

「当たり前だ。それまで三人で待っててくれよ?黒歌。」

「それでいつから行くのかしら?」

「それは明日だ。」

「「「えっーーーーーーーーーーー。」」」

「急すぎるわね。でもいいわ。必ず強くなって帰ってきなさいよ?」

「分かってる。
白音ごめんな、急にこんなこと言いだして。」

「私は大丈夫です。イッセー兄様頑張ってきてください。」

「ああ。」

「それで期間はどれくらいかしら?」

「半年から一年ぐらいかな?」

「結構aboutね。わかったわ。帰って来るまで待ってるわ。」

「三人ともありがとうな。」

朝食も食べ終わったし、準備でもしますか。

「「「「「ごちそうさま。」」」」」




☆★☆★☆★☆★




~翌日~


よし、準備完了!

「いってきます。」

「イッセー待って。」

といいアリサが剣を四本くれた。

「この剣は?」

「これは聖剣エクスカリバーと聖王剣コールブランド、魔帝剣グラム、そして聖剣アスカロンよ。」

有名な剣ばかりじゃないか。

「これはどうしたんだ?というか魔帝剣グラムと聖剣アスカロンはやばくないか?龍殺しの剣だろ?」

「私が作ったの。そしてグラムとアスカロンはきちんと持てるようにしたわ。私の特製の剣よ。」

「まじか。ありがとう。大事に使うよ。創造神はすごいな。」

「ふふふ、ありがとう。あと、お金よ。」

と渡されたので封筒の中身を見てみると・・・

「なんじゃこれーーーーー」

「私が作ったのよ。」

・・・・・もう言葉が出ないよ・・・

「あ、ありがとうな・・・」

そろそろ行かないと。

「じゃあ、いってきます。アリサ。黒歌、白音。」

「「「いってらっしゃい」」」

そうして俺は旅に出た。




☆★☆★☆★☆★



アジア→ヨーロッパという順で世界を回ろうと思う。
アフリカと北米は行かないかって?
行かないぜ。多分行く時間がない・・・。

そんなことより俺は今、中国のあるところにいる。
なんと俺の目線の先には・・・。


コスプレをしている少女がいた。



そのコスプレ少女は周りをカメラを持った男たちに囲まれて写真撮影を行っていた。

「はーい☆押さないでー」

そういいながら、そのコスプレ少女ははしゃいでいた
そんなことを何分も続けていると
少女がみんなにあることを伝えた。

「ごめんね。レヴィアたんはやらないといけないことがあるから、もう終わりだよー」

そう言って別れようとするが・・・
写真撮影をしていた数人の人たちに捕まえられていた。

「もう少しお願いします。」
「「「「「お願いします。」」」」」

うわぁぁぁ・・・助けるか。

すると、突然人々が倒れていく・・・。
もちろん、それは俺がやっているからな!
そうして俺はコスプレ少女近づいて行った。

「えっ?・・・これは君が?」

「そうだ。」

この人なかなかの魔力量だな。
サーゼクスさん並だな・・・。それも悪魔・・・。
となるとこの人の正体は・・・。

「あんた悪魔だろ?それも魔王、違うか?」

「・・・えっーーと・・・」

図星を突かれたようで冷や汗を流している。

「否定しないということは、肯定ととってもいいんだな?」

「・・・・・」

でも腹減ってきたな・・・

「クゥーーーー」

どこからかお腹の音が鳴ってきた。
・・・俺のお腹からだった・・・、恥ずかしい。

「お腹へったの?」

「はい・・・」

「私が何かをご馳走するから、私のことを誰にも言ったらだめだよ。」

「わかった。約束する。」

と言われ、その少女に繁華街へ連れて行かれた。




☆★☆★☆★☆★



~とある高級レストラン~

「イッセーくんは一人で旅をしているんだね☆」

「まーな」

「頑張ってね。私、応援するよ☆」

「ありがとう、だが何で俺に食事を奢ってくれるんだ?」

「だって助けてくれたんだよ?お礼をしなきゃね。」

「どうも。一つ貸しとしておくよ。」

この人いや悪魔だった。だけど軽すぎるだろ?魔王なのに・・・。魔王がこんなんで悪魔の世界は大丈夫なのか?
すると・・・

「イッセーくんを私の護衛として任命しまーす☆」

はい?この魔王少女様はなんとおっしゃりました?

「んっ???」

「あれ聞こえなかった?もう一度言います。
イッセーくんを私の護衛として任命しまーす☆」

「なぜ?」

「最近、ボーディ―ガードが欲しかったのよ☆」

どうしよう?でもな・・・あれだ。飯を奢ってくれたんだ。このくらいはいいかな。

「いいぞ。セラフォルー。」

「ありがとう。イッセーくん」

そうして、俺たちは店を出て商店街を離れると、
複数の鎧を身に着けた人が近づいて来た。
あいつらも悪魔のような気配がするが・・・何者だ?

「セラフォルー様、お仕事がまだ残っていますので戻ってきたください!」

と言われると、セラフォルーはその場で固まってしまった。
あの人たちはセラフォルーの護衛さんじゃないのか?

「セラフォルーの護衛さんじゃないのか?」

「違うわ。あの人たちは私を捕まえようとする悪いやつなの。
だから、やっつけて?」

そうなのか。てっきり護衛さんだと思ったのだが、セラフォルーを捕まえようとするなら倒すか。

「ん、分かった。」

悪魔とやるのは初めてだな。
この前、始めてできたアレをやってみるか?

『相棒、アレは多用するなよ?
できることなら一撃で終わらせろよ。』

もちろん!一撃で終わらせるさ。

「いくぞー」

「いっけー☆」

なぜかノリノリのセラフォルー

アレとは滅竜魔法を二属性掛け合わせた合わせた技だ。

「雷炎竜の咆哮」

すると、炎と雷を纏った極大なブレスが相手にあたり、
遠くにあった山にまでとどいて、その山が爆発が起きてしまった。

ドゴォォォォォォォォォォ

うん、やりすぎた・・・
もちろん、鎧を着ていた人たちも倒れていた。




☆★☆★☆★☆★




偽りの魔王め!

「我らが断罪してやる。」

俺たちはまだ知らなかった。裏で悪いことをたくらんでいる奴らを・・・。

「「「「「「「セラフォルーに偽りの魔王に死を!!!」」」」」」」




☆★☆★☆★☆★




所変わってここは万里の長城!の付近でした。
俺はドラゴンの羽を生やして、セラフォルーは悪魔の羽を生やして空を飛んでいた。

「すごい、これは何の羽?」

「内緒だ。」

「でも、こうなったら強いし、面白いし、本当に私の助手になるしかないよ☆」

という感じでこの魔王様は軽いのであった・・・。

そんなこんなで俺たちは地上に降りてベンチに座っている。

「人間界でこんなに楽しかったのは久しぶりだよ☆」

「そうか?ありがと。
冥界はどんな感じだ?」

「うーん、どうだろ?」

急に暗くなったな。聞いたら駄目だったかな・・・。

「楽しいことは楽しいけど、魔王だからしっかりしろって言われるの。
だから、魔法少女はもうやめようと思って今日は人間界に来たの。」

「本当でそれでいいのか?」

「えっ?」

「やりたいことはやればいいじゃないか?
俺は冥界のセラフォルーレヴィアタンは見たことはない。
だが、今ここにいる、一人の女の子セラフォルーはとても楽しく過ごしている。
俺はそんな楽しく過ごしているセラフォルーは好きだ。
いいと思うぞ。だから別に魔法少女をやめなくてもいいんじゃないかな。
それに悪魔なら自分の欲を満たしてみたらどうだ?」

「うん。これからも自分のやりたいことをやって、自分の夢を叶えるよ☆」

「それでいいと思うぞ。仕事も頑張れよ?」

「イッセーくんがそういうなら仕事も夢がんばるよ。」

そういうと、セラフォルーにあった心の重りが取れたような感じがした。

「伏せろーーー」

「えっ?」

セラフォルーを伏せさせると、セラフォルーの首があったところに、一線の光が通過していった。
あれは紛れもない。魔力だ。
周りは何もなく結界に包まれたようだ。

「ごきげんよう、偽りの魔王!」

「あ、あなたたちは・・・カテレアちゃんの・・・。」

偽りの魔王・・・?

「そうです。私たちはカテレア様の下僕です。貴様のような偽りの魔王には屈さぬ。」

「わ、私は・・・」

「あなたの横には子供がいますね。守りながら戦えますか?」

「こ、この子は関係ないでしょ?手を出さないで!」

こいつら俺を舐めているのか?カスが!!
ドライグ、こいつらは俺たちだけでやるぞ!

『相棒やろうか、今の言葉は聞き捨てにならないからな!』

うちの天龍様もお怒りのようだ。

「セラフォルー、下がっていろ。こいつらは俺がやる。」

「で、でも・・・」

「いいから下がれ!それにお前には世話になったからな。」

分かってくれたようで、セラフォルーは下がってくれた。

「人間ごときが・・・なめるな!!お前からやってやるよ。」

「うるせーよ。」

そして俺は籠手を出して・・・

『Welsh Dragon Balance Breaker!!!!!』

赤龍帝の力を具現化した。

「き、貴様は赤龍帝だったのか!!!」

「イッセーくんが赤龍帝・・・」

みんな驚いているね・・・。

「そうだ。おれは現赤龍帝だ!
早くやろうぜ、さっさと終わらしてやるからよ!」

「なめるな!人間ごときが!」

といい相手の悪魔は魔力弾を放ってきたが

「氷竜壁」

無数の魔力弾を氷の壁を作ってガードした。
威力が弱いな。相手にならん。


『BoostBoostBoostBoost』

「水竜の渦潮」

これで全員水で包み込んだ。
凍らせて身動きをとれなくすれば・・・

「氷竜の咆哮」

そして水ごと相手を凍らした。

ドライグ終わらせるぞ!

『おうっ』

『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost』

『滅竜奥義 鳴御雷!!!』

「「「「「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」」」」」」」

そしてこれが止めだ!
全員空へ投げ飛ばし・・・

「ロンギヌススマッシャー」

赤い閃光が空を包み込み、敵を消滅させた

「ふぅ~、終わった。」

鎧を解除してセラフォルーの元に駆け寄った。

「イッセーくんが赤龍帝だなんて驚きだよ☆ありがとう。」

「おっと、お迎えが来たぞ。」

「えっ?」

「セラフォルー様お戻りくださーい。」

「お仕事がーーーーーーーー」

と、遠くから多くの悪魔の軍勢がこちらに向かってきた。

「これでお別れだな。」

「なんで?」

「俺にもまだやることがあるからな。」

「そっか・・・。」

「そう悲しむなよ。また、会えるさ。」

「ほんと?」

「ああ、約束するさ。」

「それじゃ、お別れね☆」

「・・・俺は行くからな。」

「今度は日本に行くから、その時はまた守ってね?」

「もちろん。」

それだけ言い残しその場を去った。




セラフォルーside




また、会おうね。イッセーくん。

「やっと見つけましたぞ。」

「早くお戻りください。」

もどらないとね☆

「うん。早く戻って仕事をさっさと終わらせるよ☆」

早く終わらして見つけに行かないとね☆

「実はね。私、結婚したい人ができちゃった。」

「「「「「えっーーーーーー」」」」」

「お相手は誰なんですか?」

「いったい何があったのですか?」

だが、私、セラフォルーはそんなこと耳に入ってこなかった。




イッセーside




「よし!行ったな。」

その声の持ち主は物陰からセラフォルーの様子を見ていたイッセーだった。


・・・また会おうな!セラフォルー。
























 
 

 
後書き
やばい。
バトルシーンがまったくかけませんでした 
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