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神の子は世界を巡る《緋弾編》

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〜第1部『原作前』〜
第Ⅱ章 イ・ウー
  第011弾 「報酬」

 
前書き
「さあ、行こう理子ちゃん」

そう言い理子に手を差し伸べる。

「うん、ありがとう」

理子はうなずき俺の手を掴むが、監禁生活で手足が弱っていたのかよろけてしまう。

「だいじょぶか?」

とりあえず、理子を座標移動で俺の手元に転移しお姫様抱っこをする。

「わっ!?」///

理子は俺の腕の中で転移に驚きつつ、お姫様抱っこに照れていた。

「さ、行くよ」

いちよ理子に断りを入れ、来た道をもどって行く。
地下牢を出て、ヒルダをバラした場所に通り掛かった瞬間、明確な違和感が生じた。

いや、違和感なんて言う不明確なものでは無く、もっと明確なモノ。ナイフで解体したはずのヒルダの死体が無くなり血だけが、豪華なカ-ペットに滲んでいた。
シカシソノ違和感にキズクノハ、オソスギタ。

----グシャ

俺の胸、より正確に言うなら心臓から豪奢な槍が生えていた。

ドクっ--ドクっ--と生暖かい液体が俺の中から溢れ出し、意識が飛びかかる。
いや、ソレダケナラバヨカッタ。
自分だけが死ぬならソレは自分のミスだ、誰も怨めない、だが、ダガ、オレガ今、コノ手で抱いているコノコはベツダ。

豪奢な槍は俺の体だけでは飽き足らず、助けたばかりの、か弱い命すら---カリトッテイタ。

「--地に這う虫風情がこのワタクシに仇名すからよ。さようならゴキブリさん」

最後に美しい声だけが聞こえ、俺の意識は深い闇の中に沈んでイッタ。


    --- Bad end 1 ---




 

 
主人公にイラッときて殺った後悔はしていないby常世全ての愛

怪盗「は-い-仕切り直しだよ-」



2003年 3月 10歳


なんでだろ・・・今、滅茶苦茶作者に殺意が湧いた・・まあ、いいやとりあえず理子だ。

「さあ、行こう理子ちゃん」

そう言い理子に手を差し伸べる。

「うん、ありがとう」

理子はうなずき俺の手を掴むが、監禁生活で手足が弱っていたのかよろけてしまう。

「だいじょぶか?」

とりあえず、理子を座標移動で俺の手元に転移し運び易いようにお姫様抱っこをする。

「わっ!?」///

理子は俺の腕の中で転移に驚きつつ、お姫様抱っこに照れるていた。

「さ、行くよ」

いちよ理子に断りを入れ座標移動で連続転移をし、イ・ウ-の自室に戻る。

「到着っと」

「えっ?ここどこ?と言うか今の何?」

理子は不思議そうに周りを見ながら言う。

「ん?ああ、さっき言ったろ、俺達のホ-ムだよ。俺はちょっと報告に行ってくるからシャワ-でも浴びててくれ」

「えっ!?ちょっと!?」

理子が何か言っていたが無視し、シャ-ロックの部屋に転移する。

「シャ-ロック任務こなして来たぞ-、報酬くれ-」

「うん、お疲れ様。そろそろ来る頃だと推理していたよ」

「でっ?今回の報酬って何?」

シャーロックは何時も回りくどいので、さっさと本題を告げる。

「何時も通り、四十万程を君の口座に振り込んでおいたよ。それと今回は金銭以外の報酬が二つあってね」

「まず一つ目はこれだよ」

シャ-ロックは自分が手を置いている机の引き出しから、一つの箱を取り出した。

「何それ?」

「ん?これはね-。滅矢だよ」

シャ-ロック得意げに、箱の中から俺がいつも使っている鉄矢の銀色バ-ジョンを取り出した。

「へ-(棒」

「むっ、バカにしているね。これはね、加齢1000年の十字架から削り取った純銀を(フオイル)し、しかもプロテスタント教会で儀式までしてきた物なんだよ」

「ねえ、シャ-ロック。お前は俺を何と戦わせようとしているんだ?そんな装備が、必要な敵って確実に『従一位』以上の化生じゃないですかー、ヤダ-」

「あっはっははは、今の鋼也君にそんな高レベルの敵は相手にさせないよ」

嘘だッ!!!絶対嘘だ!!!と言うか、『今の』って言ったし。これからさせるんじゃん。

「さて、もう一つの報酬はそろそろ来るはず何だがね」

話し逸らすなよ・・・。てか、届くじゃなくて、来るってことは生きてんのかよ・・・報酬。はあ、めんどくさい事になりそうだ・・・。



 
 

 
後書き
常世「ハハハ--!!主人公やっと殺せたぜ-!ヤッハ-!!」

死神「えっ?何お前、俺のことそんなに嫌い?」

怪盗「確かにあれは無い、と言うかリコリンもさらっと殺されてたし・・・」

吸血姫「死神ザマァアアアwwwwww」


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