| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

MS Operative Theory

作者:ユリス
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

軍編制
  地球連邦軍の編制①

——地球連邦成立とともに常設された、史上最大の軍組織——

 国家間の紛争解決や宇宙移民推進のために誕生した超国家規模組織である地球連邦では、各国の軍隊も統合、再編の対象となった。この結果、主要国の軍隊を中心に編成された地球連邦が誕生した(地球連邦構成国家は、地球連邦とは別個に軍組織を所有している)。その中でも➀~➂は、U.C.0083頃までの地球連邦軍の編成を紹介する。

 史上初の地球圏規模の常設軍である地球連邦軍は、文民統制(シリビアン・コントロール。国民選挙で選ばれた政治家が軍を統制すること。官僚による軍統制は文民統制ではない)を基本としており、地球連邦の長である地球連邦首相が最高司令官を務めている。

 首相の下に連邦安全保障会議がおかれ、さらにその下に地球連邦軍参謀本部(最高幕僚会議とも呼ばれる)が設置され、有事には議会の承認を受け(緊急時には首相の独断で)、首相が連邦安全保障会議に出動命令を下すように定められている。

 首相の出動命令が出ない場合でも、議会が首相に出動命令を要請することも可能である。ただし、現役軍人の地球連邦議員、評議員への選出が許可されていることと、地球連邦宇宙軍の創設以降に顕著となった軍産複合体の影響力の拡大もあって、軍が独断で出動した後に首相や議会に追認させるケースも見られる。このため、現実には文民統制も空文となっている。

 地球連邦軍は当初、地球上での軍事行動のみに限定していたため、陸海空の三軍がおかれる形で編成が進んだ(三軍は宇宙軍創設後、地球軍省の管轄となった)。

 地球各地を担当する八つの方面軍—————ヨーロッパ方面軍、アフリカ方面軍、中部方面軍、南アジア方面軍、極東方面軍、太平洋方面軍、北米方面軍、南米方面軍—————も置かれるが、これは陸海空軍と別個に存在するものではなく、三軍から必要に応じて戦力を抽出して編成される。

 宇宙軍創設された時期は遅く、サイド3での独立運動が本格化したU.C.0050年代末(U.C.0059とも)とされる。これは、宇宙勢力に対する抑止力として編成された。

 地球連邦宇宙軍は宇宙艦艇を中心に運用するため、海軍を手本に編成され、人員は陸海空軍から抽出している。また、宇宙群は新設された宇宙軍省の管轄下に置かれた。宇宙軍は一年戦争の前後で数度に亘って改編されたと言われ、各サイド軍やルナツー駐留軍をまとめたコロニー駐留軍、月宙域を担当する月面駐留軍、各方面軍と外周警備艦隊を統合する独立機動隊の三軍から構成されている。
 その後、宇宙作戦本部の下に宇宙艦隊と各サイド防衛隊が置かれるという形式を採るようになった。宇宙艦隊はルナツーの地球連邦宇宙軍司令部の下、4つの宇宙艦隊に分けられた(月方面、L5方面、L4方面、ルナツー方面。これらがさらに細分され、方面軍を形成したと思われる)。

 また、一年戦争後には第1軌道艦隊以下の木星艦隊や、第6外周艦隊らを統合させたコンペイトウ方面軍なども整備されていった。





補足事項

——地球連邦軍と地球連邦政府の関係——

 地球連邦軍は文民統制を前提としている。しかし、現役軍人が連邦議会評議員に選出可能という法的な不備、60年代軍備増強計画以降の軍産複合体の復活、そして軍部が主導となって一年戦争を終結させたという事実から、軍部は地球連邦政府及び議会に絶大な影響力を持つようになった。



——デラーズ紛争頃までの主な地球連邦軍将校——

 一年戦争時は地球連邦の機能が低下して居たことや、戦乱の時代だったこともあって、歴史の表舞台に数々の高級将校が姿を現した。戦後になると地球連邦の政治に直接介入する将校も出現し、彼らの中にはグリプス戦役で重要な役割を担った者もいた。


■レビル

 一年戦争開戦時にはルウム艦隊司令官を務め、戦中に地球連邦軍指令にまで上り詰めた。宇宙軍の将校だが、オデッサ戦では地球軍も指揮した。最終階級は大将。


■ジョン・コーウェン

 一年戦争時はレビル将軍の派閥に属した人物。戦後、第3軌道艦隊司令となり「ガンダム開発計画」を管轄するが、失脚している。当時の階級は中将。


■ジーン・コリニー

 デラーズ紛争を利用してコーウェン中将を排除し、地球連邦軍最大の軍閥を築き上げた人物で、階級は対象。彼の作り上げた派閥はジャミトフ准将に引き継がれた。


■ジャミトフ・ハイマン

 コリニー対象の懐刀だった人物で当時は准将であった。ティターンズを発足させると共に、対象の派閥を引き継いで、グリプス戦役勃発の原因を作った。


■ゴップ

 一年戦争時には大将を務めた地球連邦軍主要将校で、ジャブローに常駐していた。ヤシマ重工などの軍関連企業との繋がりが深かったようである。

 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧