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この明るい星空の下で。

作者:音無咲夜
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天文部の何気ない日常。

合宿から一週間、俺達は毎日ここに来て時間を無駄に
浪費していた。
「うーん・・・」
「どうしたんだ?夜空。」
天文部の部長である夜空はいつにも増して悩んでいた。
いや、いつも悩んでる訳ではないのだが。
「天文部ってさ~昔はどんな活動してたんだろうねって
思ってさ、調べて見たんだけど・・・なぜか天文部
の活動記録だけ切り取られてるんだよ。」
といって夜空は破られた職員記録を見せた。
「本当だ、天文部だけ無くなってる。」
「そうだ!今度の文化祭に天文部の活動を題材にした文集を書かない?」
「それはいいかもね!ここのところ活動もしてないし。」
「ああ、そうだな。」
天文部のこれからの活動は、天文部の活動を見つけることになった。
「じゃあ、俺は帰るわ。」
「じゃ、私も帰るね♪」
「さようなら~」
「じゃあね♪」
俺が下駄箱で靴をはきかえていると、
「ねぇ奏くん。」
「なんだ?」
「奏くんってこの部活に入って、元気になってきたよね♪」
「・・・・まあそうだな。」
確かに俺は昔より人に接するようになり、
元から俺はイケメンだと思うので人から好かれるようにはなっていた。
「だから・・・これからも五人でいれたらいいね♪」
「居れるよ後三年は。」
「卒業後もだよ!」
「そうだな。」
俺は自転車で登下校している。
「後ろ、乗るか?」
「えっ・・・・そんな恥ずかしいよ。」
「大丈夫だよ。」
「じゃ、・・・乗ろうかな。」
「おう。」
夜空は俺の自転車の後ろにまたがった。
「「ざわざわ・・・」」「あれって・・・」「奏だよな・・」
「・・奏くん、恥ずかしいよ。」
「大丈夫だ。」
俺はゆっくり自転車をこいだ。
(奏くんって意外とがっしりしてるな♪)
「ん?どうした?」
「な、何でもないよ!あはは・・・」
「そうか?」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
河原まで来ると夕日が沈みそうになっていた。
「綺麗だね・・・・」
「ああ、」
俺は夜空を途中まで送って、家に帰った。
「ただいま~」
「お帰りなさい、弟くん。」
「その呼び方やめろ。」
「まあいいじゃない!」
「ふん。」
というと俺は自室に入った。
俺の家は一軒家で二階建てだ、しかし親がいないうちでは
広すぎることこの上ない。
何気なくスマホを見るとメールが来ていた。
水上夜空
件名:明日私のうちに来て!
明日、天文部の活動について話し合うから。
奏くん、お願い!

俺は返事も打たずにスマホを置いた。
無駄なエネルギーの消費は厳禁だ。




















































 
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