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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!

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篠ノ之 束の開放

IGONEO本部 医務室

「ぐわぁぁぁああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」

再生が開始して既に1時間以上が経過していた。一夏は絶えず痛み耐えながら叫び続けていた。痛みは決して和らぐ事は無く、体内でニトロチェリーが爆発した時以上の痛みが継続して襲い掛かってくる。一夏を身体を取り押さえる面子も変って現在はココ、優奈が取り押さえている。絶え間なく目から血が流れ出し、実に痛々しい。その叫びを聞きながら作業を続けている男、明久が居た。

「………」
『敵防壁プログラム、1~38番を突破しました。でもまたまた防壁展開されちゃいました。粘りますね、もう篠ノ之 束の研究所はこちらが掌握しているというのに』
「意地ってものがあるんだろ、それに今やってるのは勝負じゃない、遊びだ」

明久はスーパーコンピューターが数十台以上の演算処理を1秒間に行って束が次々と展開してくる防壁プログラムを突破していく。実は既に勝負はとっくについている、一夏の再生治療と同時に始めた束へのハッキング対決、事前に束がいる所にウイルスを送っていたので、僅か五分で戦いは終わっていた。束は明久の作った第5世代型のISに興味を示して、勝負しているのだ。そして、彼女はもう捕まる事を承諾していた。

『でも篠ノ之 束を確保したらどうするんですか?』

そう聞くのは明久の目の前に浮かんでいるウィンドウに写っている少女だった、なんだかやる気のなさそうな抑揚のない口調が特徴、長い青みかかった銀髪に金色の瞳、見た目のかなり大人っぽく結構な色気を感じる。彼女はウィザードに搭載された機体システム補助人工知能AI「ルリ」自我を持ち、自分で考え、自分で行動している。最近ではIGONEOのシステム全体の管理を任されているが、職員から見た目と声の影響もあってか大人気。IGONEO職員が決める女性人気ランキングで優奈と同点1位になる人気、本人はこの結果を

『バカばっか』

といっている。男性職員の中には彼女に告白するという者も多くする。これを断るのにもバカばっかを使っているのでこれが彼女の口癖になっている。

『今でさえ』

ルリが束の研究所内の現在状況を移しだすと、束は涙目になりながら、何時もの兎耳ではなくネコ耳で着ているのは身体の6割が露出したメイド服。

『うっ~~~!!流石に恥かしいよぉぉおおお!!!!もういいでしょう~!?あっくん~!?着替えていいでしょ~!!』
「まだ駄目だ、迎えが行くまでそのままだ。どうせ羞恥心なんてもう捨ててるだろ」
『そんな事ないよぉ~!!』
『こんな状況なのに』

明久は椅子の背凭れに深く身を沈めながら手を後頭部に当てながら口を開く。

「世界をあれだけ引っ掻き回したんだ、これだけですませるんだから感謝してほしいね。それに」

明久がテレビを付けると大騒ぎになっていた。4000個になるISコアを世界に流がされていたのである、しかもそれのコアは汎用コア、男性でもISに乗れるっという特性を持ったものだった。勿論この汎用コアを生み出したのは明久である。もしも束を確保しても超重要参考者である事に変わりはないが、この大量のISコアの流通、これによって束はそれを解除され不要な人物になった。

「もうあいつは隠れる必要はない」
『でもあれはやりすぎです、絶対女尊男卑派がなんかやりますよ』
「それは問題ない、問題を起こしたら全てのISコアを完全凍結処分にするって警告も出してるし、樹炎も対処にむかうだろ。だからなんの問題もないの」
『ならいいんですけど、それと一つ。なんであんなかっこうさせたんですか?』

ルリは顔を真っ赤にさせて露出している部分を隠しながらIGOの職員に連れてられている束を指差した。

「ん?俺の趣味」
『………やっぱり、IGOには一夏さんと龍人さん以外はバカばっかです、本当にバカばっか』


そして、30分後には束がIGO本部に到着しその後は明久の手に委ねられた。噂によると、明久専用研究室から女性の恥ずかしがるような声と嬉しそうな声が暫く響いたそうな。

ウィザードは束捕獲後は禁止令が出された。

ルリは変わらずに男性職員の熱い声を軽く流しながらシステム管理に勤しんだそうだ 
 

 
後書き
ナ「ナタリーと!!」

リ「うp主(作者)の!!」

リ、ナ「「「後書きコーナー!!!」」」

リ「はいっという訳で今回も始まりましたこのコーナー」

ナ「今回も一夏が治療中だから私と作者だけだね」

リ「因みにバカばっかは私の口癖でもある」

ナ「どうでもいい」

リ「ひっでぇ」

ナ「それよりルリってそんなに人気あるのかい?」

リ「ええ、ファンクラブだって出来てるし」

ナ「本当に職員が病気だね」

リ「今更過ぎる、それでは皆さん!!作品を読んだら感想を送ってください!これを習慣にして貰えると助かります!感想は私にとって、最高の栄養剤のような物なのです!」

ナ「感想が来ると、作者の創作意欲が湧くから宜しく頼むよ。質問なんかも募集中だから」

リ、ナ「「では待て次回!!」」  
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