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ソードアート・オンライン  ~生きる少年~

作者:一騎
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序章  僕の選択
  第九話  独りぼっちへ

 
前書き
やっぱり序章終わりませんでした。すみません。

でもおそらくこの話で終わるはずです。
 

 
「...さて...どこに行こうかな...」

目的地だった《スゴンの街》をぶらぶらと一人で歩きながらつぶやく。
...なぜ、一人かと言うと、僕が一方的にみんなの前から消えたからだ。
幸いなことに僕は《隠蔽》スキルを所持していると同時に、《リベルテ・ブレイド》の効果で、マップを見ても僕のアイコンが表示されないらしい。
...つまり、居場所を知る方法が探し回るほかにないということ。
...《リベルテ・ブレイド》以外に高性能過ぎないかな? ...まぁ、別にいいか...。一応はひどいやつからのドロップ品だし...。
そう思って納得することにする。

ちなみにみんなにばれないよう、姿をくらました方法は只単に、街に着いた瞬間歓喜していたみんなの隙を突いて路地裏に入り込んだだけ。
一応、ネオン、エギルさん、クラインさんにメールで、『じゃ、僕はここで。みんなはしばらくの間固まってこの街の近辺でレベル上げをするのが得策だと思う。...間違っても、レベル上がってきたし、一人で...なんて気は起こさないように』と送っておいたからおそらく大丈夫だろう。

...と、言うわけでホントどこ行こう...。

武器屋や防具屋、アイテム屋などはまだ見てないけどお金がない。
宿屋探しはまだ別にいいし...。

...というわけで結局フィールドにでてレベル上げになりました。

―☆―☆―☆―

「セィッ!」
《ソリチュード・バグ》に片手用曲刀基本技《リーパー》が炸裂し、《ソリチュード・バグ》のHPを削りきった。
戦闘終了後の経験値などがもらえる画面を見てため息をつく。

...全然レベルが上がらない...。

街を出て、10匹近くと戦っているが、全然レベルが上がらない。
察するにおそらく、初日のみ、得られる経験値が数倍になっていた、もしくはレベルアップに必要な経験値量が少なくなっていた、という所だろう。
...だからあんなにレベルアップが早く、スキル習得もまぁまぁ早かったのだろう。
と言うことはここからが本当ってことか...。
ため息をついて次の標的を探す。
...ていうかもうちょいレベルもしくは、技能上げれば次の街いける気がする。

一応のため、自分のアイテムストレージを開く。

ポーション×10

最初の一行目でそんなのが目に飛び込んでくる。

...そういえば行軍用にめっちゃ買ったけど結局全然使わなかったっけ...。

時間を見ると、午後7時。

...八時になったら戻って、宿探しながら、最近取った《料理》スキルで何か作って明日、次の街まで行ってみよう。
...ポーションが五つになったら戻るけど。

と、言うわけで、あと一時間レベル上げ。
《リベルテ・ブレイド》の強化素材は、まだ見たことも聞いたこともないような素材ばっかだったし、おそらく、一層ではゲット出来るものでは無いと思うので、素材は売る方が多いと思う。
...まぁ、防具はこのコート結構お気に入りだし、金属防具つけられるほど筋力値ないし。つーかつけたくないし。
と、言うわけで防具は買わないので、お金はまだ貯めることにする。

...と言うわけでまた歩き出し、夜の道を散策する。

...本来、夜は強い敵が現れやすいこともあるので、出歩かない方がいいのだが、逆にその『強い敵』がお目当てである。

強いのであれば、その分手に入る経験値、お金は多くなるし、強い、と言ってもあの四層級の、《リザードマン・スレイブ》ほどではないだろうし。

と、期待に胸を躍らせ、一時間散策するも、お目当ての強い敵も出ず、レベルも上がらずで少々がっくりしながら街へ帰ることになった。

―☆―☆―☆―

「とりあえず、アイテムでも買おっかな...」

あのあと、宿がすぐに見つかり、店で売っていたパンと、これまた売っていたソーセージのような物でホットドッグを作ろうとするが失敗し、真っ黒になった何かを食べ歩きながらアイテム屋を探す。

...金を貯める? はぁ? 僕がそんなこと言うわけ無いじゃん。

と言うわけで、適当にアイテム屋を探して歩く。

...そういえば、そろそろリベルテブレイドを研磨してもらおっかな...。

そう思い、探す場所をアイテム屋と武器屋に変更...と、目の前に武器屋を発見。

「ごめんくださーい」

そう言いながら早速入る。

『いらっしゃいませ』

「これの研磨を頼みたいんですが」

...NPCと知っていてもなぜか敬語が出てしまう。

『はい。わかりました。ではその武器をお預かりします』

そう言われたのでリベルテ・ブレイドを渡し、研磨が終わるのを待つ。

数分後、研磨が終わり、NPCが出てくる。

『ただいま、セール中により、本日まで研磨無料になっております』

...意外に嬉しいサービスだよね。セールって。

...まぁ、とりあえず武器を受け取り、装備する。
おそらく、こういう親切ももう無いだろう。イベントとかはあってもこういうセールはあまりない気がする。
...まぁ、いいか。別に。

そう思い、武器屋を出て、道具屋を探す。

...と思ったけど、いっか。疲れたし。今日は寝て、明日、がんばろう。

そう思い、宿まで戻って、ベッドの中に入る。

ポーションを五個しか使わないで、次の街へ行けるか...。

まぁ、おそらく無理だろうけど、ちょっとやってみよう。

そう思って目を閉じ、眠った。

 
 

 
後書き
出ました僕のお得意の最後に適当に終わらす!

いや、ほんとにごめんなさい。なんか途中で浮かばなくなりました。

...つーか意識がめっちゃ先の方に向いてました。

さて、とりあえず次回、やっと一ヶ月後まで飛びます。

...多少は思い浮かぶンだけど、ボス戦が全然浮かばない...!
どうしよ...!

つか、意識がなぜもうALOまで行ってるし!早すぎだろ!まだ一層もクリアしておりません!

...コホン。とりあえずそんな訳で次回はいつになるのか!

意見、感想などはいつでもおまちしておりま~す。 
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