| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヴァルハラ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

黒幕

 
前書き
感想ありがとうございます!
誤字や脱字の指摘もありがとうございます、できるだけ直していきます
本当に駄文ですみません 

 
「さあ、全員殺してやるよ・・・ッ!」
と、俺・・・御伽勇真(おとぎゆうま)は言ったが、本当に殺すつもりはない、ただ場の雰囲気で言っただけだ
「おらぁぁ!」
盗賊の1人が俺に斬りかかってきた、俺はそれを剣で防ぐと盗賊を蹴り飛ばした、しかし別の盗賊が俺に襲い掛かってくる
チッ!キリがない!盗賊の数は約30人だ、それを1人で倒すなんてさすがにムチャだったか?でも、やるしかない!
「ハァッ!」
俺は、何人目かの盗賊を倒した、すると盗賊達は俺から距離をとる
何だ?逃げる気か?そんな俺の予想は大きく外れた、盗賊達は手を前に突き出し、魔法陣を出現させた!
チッ!アイツ等、魔法を使えるのか!
「くらえぇぇええ!」
そう言って盗賊達は俺に魔法を打ち出してくる、俺は剣から光を放ち、魔法を相殺した、そこで俺は違和感を感じた、魔法の威力が弱い、今のが全力だったとも思えない、もしかして手加減している?そして俺は、スキンヘッドの男の言葉を思い出した
「早くこの男を捕まえろ!」
と、男は言っていた
アイツ等の目的は俺を捕まえること?何の為に?理由はわからないが、それなら好都合だ、アイツ等が本気になる前に倒す!
「ハァァァアアアッ!!」
俺は剣に膨大な光を纏わせ、そして盗賊達に向かって打ち出した、殺さないように威力は小さくしてあるが、それでも盗賊達を一網打尽にするには問題ない
この光は防御や攻撃に使えたり、俺自身の身体能力を底上げしたりできる、だけど、やりすぎると俺がぶっ倒れる
「ハァ・・・ハァ」
俺は、息を荒く吐くと、辺りを見渡した、ほとんどの盗賊は倒れている、無事な盗賊は約10人位だろう、って、あのスキンヘッド野郎が居ねーぞ、もしかして逃げたのか?なんて考えていると、そのスキンヘッド野郎の声がした
「おい!動くな!」
声がした方を見ると、そこにはシロンに剣を突き付けるスキンヘッドの男が居た!
しまった!シロンを人質にとられた!
「シロン!」
俺は体に光を纏わせようとするが、体から力が抜けてしまい、その場で倒れてしまう
クソッ!こんな時に!
俺が無理やり体を起こそうとすると男は言った
「動くな!もし少しでも動いてみろ、この女を殺すぞ!」
クッ!どうすれば・・・
「そうだ、動く・・・」
男は最後まで言わなかった、いや、言えなかった



腹を刀で貫かれて



 ゴポッ・・・
男は口から血を吐き出した
男の後ろから声がした
「ヤァ、コンニチハ」 
 

 
後書き
念の為に、言っておきます、最後のセリフはクラウンです
タイトルの「黒幕」も彼のことです 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧