| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ハイスクールD×D 新訳 更新停止

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第1章
旧校舎のディアボロス
  第22話 昼休み

 
前書き
え~と、内容はイッセーとアーシアが出会ってる頃、明日夏はどうしているかと言う話しです。 

 
 昼休み、俺は松田と元浜の二人と昼飯を食べていた。
 本来ならここにイッセーを加えた四人で食べている訳だが、イッセーは今日学校を休んでいる。
 あのフリードと言う名の堕神父(余りにも神父らしからぬ振る舞いからそう呼んでいる)に付けられた傷が思いのほか酷いらしく、それで休んでいる。

「しかし、イッセーの奴が風邪で休みとはな」
「確かに」

 イッセーは風邪で休みと言う事になっている。神父にやられた傷が原因とは言えないからな。

「まさか!実は仮病で、町で女の子とイチャイチャしているんじゃ!?」
「何ぃッ!?」
「……やれやれ。何でそうなるんだよ?」
「だっておかしいだろ!」
「……何がだよ?」
「最近、あいつの周りには美女、美少女が多いじゃないか!」
「部長や副部長に搭城の事か?」
「さらに千秋ちゃんもだ!」

 千秋もかよ。
 まあ確かに、あいつは兄の俺の目から見ても、美少女の類だとは思うが。

「……たった四人じゃねえか。木場の方が圧倒的に多いんじゃねえか?」
「そう言う問題じゃねえ!」
「あいつの周りにいる事が問題なんだよ!」
「……要は羨ましいだけなんだろう?」
「「ウルセエエエッ!!」」

 松田と元浜が号泣しながら叫ぶ。

「……うるせえのはお前らだ」

 喧しいので手刀で黙らせる。
 二人は頭を抱えながら言う。

「…………納得はしてねえがイケメンの木場やお前はまだ分かる。分かりたくねえが」
「…………千秋ちゃんも幼馴染みだから仕方ない。仕方なくないが」
「だが!俺達と同じモテない同盟の一員なのに、何故二大お姉さまのリアス・グレモリー先輩と姫島朱乃先輩に学園のマスコットの搭城小猫さんと言う学園のアイドルがいるオカルト研究部にいるッ!?納得出来ん!」
「そりゃ、部員だからな」
「「そう言う…」」

 また喚きそうだったので、手刀で黙らせる。

「…………しかも、この間はリアス先輩と一緒に登校しているんだぞ!」
「……俺に言われてもな……」

 あの時は暴走する千秋を止めるのが大変だった。

「ところで、明日夏……」
「……なんだよ、元浜?」
「単刀直入に聞く」
「だからなんだよ?」
「千秋ちゃんはイッセーの事が好きなのか?」
『っ!?』

 なんか、元浜の質問にクラスの他の男子が反応していた。
 どうやら盗み聞きしている様だ。
 まあ松田と元浜があんだけ騒げば嫌でも耳に入るか。
 っと言うか、反応した奴らは千秋に想いを寄せていたり、ファンだったりするのか?あいつ、人気あるんだな。

「まあ、そうだが」

 事実であるので、とりあえず正直に答える。

「「っ!?……お、お兄ちゃんとして好きなんだよな……?」」

 ……なんか、必死だな。

「そうに違いない!」
「あんな奴の事なんか!」
「それでも許せねえが!」

 周りの男子も一様に騒ぎ出す。
 嘘言ってもあれだし、とりあえず、止め指すか。

「残念だが、ちゃんと異性と好意を寄せてるぜ、あいつ」
『っっっっっ!?!?』

 俺の言葉に男子全員が絶望しきった顔をしていた。

「お、お前はどうなんだ。やっぱり、可愛い妹だから反対だろう?って言うか、お前が最後の希望だ!俺達の最後の希望になってくれ!」

 よく分からん事をのたまうが、俺は静かに告げる。

「別に。俺はシスコンじゃねえし、千秋がちゃんと自分で決めた相手だからな」

 ぶっちゃけ、イッセーなら任せられるって思っている自分がいる。って言うか、兄貴と姉貴はくっ付ける気満々だしな。

『………』

 松田と元浜を含め、さっき反応していた男子達が皆固まっていた。

「「裏切り者ぉぉぉ!?」」

 松田と元浜が慟哭する。
 そう言えば、天野夕麻の時もそんな反応していたな。
 っと、千秋の事、思いっきりバラしちまったな。念の為、変な噂が広まらない様にしておくか。

「お前ら、周りに言いふらすんじゃねえぞ」

 俺はそう言いながら指の関節を軽く二、三回鳴らす。
 その瞬間、周りの男子達が一斉に震えだす。
 どうやら、千秋に手を出さなかったのは俺の存在が出すのを躊躇わせた様だな。

「………千秋さん……何故あんな奴の事なんか……!?」
「クソ!兵藤の野郎!?」
「うわぁぁぁ!?千秋ちゃぁぁぁん!?」

 喧しいので、もう一回指の関節を鳴らすと男子達が黙る。

「何故だ!?」
「何故、千秋ちゃんにフラグが!?」

 フラグねえ。
 実を言うと、あいつに好意を寄せているのは千秋だけじゃない。
 俺はふと、イッセーに好意を寄せていたある三人の少女達の事を思い出す。内二人は小学の時の幼馴染みでもある。もう一人はちょっと特別だな。なんせ人間じゃないからな。
 とまあ、千秋を入れて計四人の女子にイッセーは好意を寄せられていた訳だ。
 ま、イッセーは誰の好意にも気付かなかったがな。
 まあでも、四人のうち三人は仕方ないだろう。人間じゃない一人は姿を変えていたし、千秋と幼馴染みの一人は素直になれずだからな。しかし、最後の一人は結構積極的だったんだが、今度はイッセーの鈍さと来たもんだ。
 とまあ、こんな感じで千秋を除く三人はイッセーに想いを気付いてもらえないまま、この町からどこかへ行ってしまった。
 今はどうしているのやら。
 そんな風に昔の事を思い出していたら、予鈴が鳴ったので、昼飯をさっさと平らげて、次の授業の準備を行うのであった。  
 

 
後書き
三人の女子オリキャラ。
すでにイッセーのフラグが建築済みです。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧