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吾輩は猫である

作者:古々
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無印前
  番外 吾輩、吾輩の出番は? さざなみ寮編

~ 久遠視点 ~


神社でご飯ができるまで縁側で日向ぼっこしていた。すると、向こうから黒い猫がやってた。
なんか周りをキョロキョロ見渡して、つまらなそうにため息を吐いてる。なんか人間臭いその猫を私はじっと見て、話しかけた。


『誰?』
『カオスです』
『かおす?』


かおすと言うらしい、なんか変な名前だ。


『はい。ただの大喰いな野良猫です。そちらは?』
『久遠』
『久遠か~いい名前だな』
『うん。大事な人から貰った名前』


うん、もういないとっても大切な人。


「久遠~ 久遠~。あ、久遠ここにいたのね。ん? その猫は誰? 久遠のお友達?」


那美がこっちに来た。ご飯ができたんだ。


「今友達になった。彼はかおす。大食いな野良猫だって。」


かおすが驚いてる。やっぱり喋る狐っておかしいよね。
那美がなんか言って、かおすが顔をしかめた。
何か変なこと行ったのかな?


『久遠! お前言葉を話せるのか!! てかお前何もんだよ!』
『妖狐だからこれくらい普通』
『妖狐……だとッ……!』


驚いてる驚いてる。


『他には退魔師とか超能力とかある』


やっぱ知らなかったみたい、普通は知らないと思うけど。昔はもっといたんだけどな……


『実は俺もただの猫じゃないんだ』
『うん、知ってる』


うん、ただの猫じゃない。


『変な猫』


いろいろ考えてるのかますます変になってる。


『変っていえばたしかに変だが……あれ? 合ってる?』


なんか「解せぬ」って顔になった。やっぱり変な猫だ。


「久遠、今日のお昼はきつねうどんd「今すぐ行く」ちゃんと手を洗ってきてね」


油揚げ♪ 油揚げ♪ あ、ちゃんと人になって手洗わなきゃ。
素早く人間形態になるとかおすがまた驚いてこっちを見てる。


『く、久遠?』
「うん」
『人になれるとか羨ましい……』
「えっへん」


いいでしょ。私かなりすごいんだよっと胸を張って威張ってみた。
なんかすごく失礼なこと考えられた気がする。


「かおすもお昼食べる?」
『いただきます』
「あれ? その子も一緒に食べるの?」
「うん、友達だから」
「にゃーん(お願いします)」
「うーん。まあ、まだうどんはいっぱいあるから大丈夫かな。じゃ、一緒に食べよう。食べやすいように小皿とかに取り分けよ」
「な~お(別に大丈夫です)」
「取り分けなくっても大丈夫だって」


でも猫なのに大丈夫なのかな?


「え、でも猫だから箸使えないだろうし、猫舌だから熱いものはダメかと……」
「にゃん(無問題)」
「問題無いだって」


どうやって食べるんだろ? 顔を突っ込むのかな?


「そ、そう? じゃあ、食べましょ」
「「「いただきます(にゃーん)」」」


くぅん♪ やっぱり油揚げ美味しい♪


「にゃーん(ごちそうさま)ゲプッ」
「「はやっ!?」」


うわ、スープも全部無くなってる。どうやって食べたのか全然わからなかった。


「うわ、汁が一滴も残ってない! え、何この食べる速さ!」
「かおす、妖怪?」
『妖怪のような何かだと思う』


本当にかおすは変な猫だ。





かおすをさざなみ寮に連れて行った。
那美がみんなにかおすのこと説明すると、美緒がかおすに何か言ってる。だけどかおすはそんな美緒を軽くいなして挑発してた。美緒は怒ってかおすに攻撃をしたけど、かおすはその攻撃を簡単にかわしてカウンターで美緒をノックアウトした。美緒残念な子。
それを見た薫が興奮してかおすに挑もうとしたけど那美に必死に止められてた。


『なんか賑やかなとこだなここ』
『うん、みんなの大切な場所』





かおすの側にいるとなぜか楽しい、美緒は相変わらずかおすに挑んではボコボコにやられてかおすのお立ち台にされてる。


「にゃーーーーー!(オラーーーーー!)」ドゴォ!
「ゴフッ!?」
「にゃっ!(イエイ!)」


あ、やられた。
かおすは美緒の上で二足で立ってサ〇エさんのタ〇みたいなポーズをしてた。


『かおす……ごはんだよ』
『うぃーす』


かおすの近くにいるとあの人と似たような感じになる。すごく温かい……かおすはずっと私といてくれる?





今日、かおすがあんまり元気じゃない。なんかあったのかな?
美緒あんまり動かないで落ちちゃう。


『どうしたのかおす?』
『暇なんだ久遠……することなくって……(^p^)』


すると居間からニュースが聞こえてきた。それを聞いたかおすが急に固まり、悪いことを考えてる顔になった。
その夜、かおすはただ一言「ちょっと、遠くへ散歩に行ってくる」と言い残し、いい笑顔で寮を抜け出していった。
そのあと数日戻ってこなかった。神社にも来なかった。
なんかとっても寂しい。かおすが帰ってきたら薫にお仕置きしてもらおう。


~ 久遠視点終 ~






~ 那美視点 ~


今日、久遠に友達ができた。
久遠にその友達の名前を聞くと、どうやらカオスと言うらしい。しかも名前は自分で名づけたようだ。


「あら、そうなの? 最近の野良猫って名前持ってるんだ……。カオスか……猫も厨二病を発症するんだ……」


それよりうどんを並べないと。


「久遠、今日のお昼はきつねうどんd「今すぐ行く」ちゃんと手を洗ってきてね」


久遠は人間に変化して手を洗いに行った。
私も丁度うどんを丼に入れて並べていたら、久遠がカオスを連れてきた。


「あれ、その子も一緒に食べるの?」
「うん、友達だから」
「にゃーん」


お皿は大丈夫だけど、やっぱり猫だし、うどんと油揚げだけにしたほうがいいかと聞いたら、別にいいとのこと、本当に大丈夫なのだろうか。
こぼした時ように拭く雑巾を多めに持っていこう。


「「「いただきます(にゃーん)」」」
「にゃーんゲプッ」
「「はやっ!?」」


あれ、私同じ量で入れたと思うけど……


「うわ、汁が一滴も残ってない! え、何この食べる速さ!」
「かおす、妖怪?」
「にゃーん」


久遠曰く、カオスは妖怪のような何かとのこと。
私はカオスを問い詰めていったいどんな存在か吐かせた。


「カオスは妖怪みたいなものでなんでも食べるんだね。なんだろ、聞く限りでは凄まじく危険なんだけど……さらに、食べた物の性質を取り込むなんて恐ろしい……」


本当に恐ろしい、刀を食べれば刀みたいに物を切れるようになり、銃を食べれば銃のように弾を跳ばすことができる。いや別に武器だけじゃない、霊力なども食べられるかもしれない。
久遠のようにならないためにもカオスについてなにか対策しとかないと。





カオスをさざなみ寮に連れて行った。
薫ちゃんや耕介さん達に相談しようと思う。カオスを居間に座らせてみんなに説明したら、美緒ちゃんが突然、


「猫ならどっちが上か分からせればいいのだ!」


と言ってカオスに挑んだが返り討ちにされた。完全にカオスの方が立場が上のようだ。


「あの猫なかなかやるな……私も挑んでみよう! 人外は私に任せろ!」スッ


薫ちゃんが木刀を持ってカオスに攻撃しようとしてた。


「やめて! これ以上この場を混乱させないで!」


私は必死に薫ちゃんを止めている間久遠とカオスが仲良くなっていた。ちょっと嫉妬しちゃうな。





久遠が寝取られました。うえぇ……
最近久遠が私の膝の上にいても近くにカオスがいるとすぐにそっちに行くようになった。
むしろ、カオスがさざなみ寮にいる間、久遠はずっとカオスの側にいるようになった。ちょっと前まで一緒に寝たり、ご飯食べたり、お風呂入ったりしてたのに……
ぐすん……;


「にゃ~」


そんなこと考えてるとカオスが近寄ってきた。
もしかして私のこと慰めてくれるの? カオスゥ~ありがと~


「にゃっ!」


チラシを私の前に広げ可愛らしい肉球で指差す。


「え? もしかしてこれが欲しいの?」
「にゃー!」
「でも……さすがにこれはちょっと高いよ……」
「にゃあぁぁ?」
「ひぃ!」


なんかすごく睨まれたよ! 猫なのに怖いよ!


「にゃん、にゃにゃにゃにゃにゃーんにゃ!(ああん、クソまずい廃棄物をみんなに内緒で処理してやってるのになんやその態度わ!)」


なんか幻聴で聞こえるよー! 廃棄物なんて……確かに失敗した奴処理してもらってるけど……


「でも……モン〇チはちょっと高いよ……。隣のこれじゃダメ?」
「にゃにゃん?(ああん?)」
「うう……」


怖いよー! 助けて薫ちゃんー!


「分かった買ってあげるから怒らないでよ~(涙)」


その日私はモン〇チセットを買わされた……うう……財布が軽くなったよ……


~ 那美視点終 ~






~ 美緒視点 ~


那美と久遠が猫を連れてきた。
那美の説明によるとあいつの名前はカオスで、なんでも食べる妖怪のようだ。
薫やこーすけは別に住んでもいいと言ってるが僕は気に入らない。
猫なら私のが格上ってことを教えるのだ!


「やい! 最近ここらの猫を倒して自分のテリトリーにしてるのはお前か!」
「にゃーん?(だったらどうする?)」
「ここいらのボスはあたしだってことを教えてやる!」
「……ニャッ!(……ハッ!)」


ブチッ


「うおらあぁぁぁあぁぁ!!」
「にゃ~ん(ざんね~ん)」


結構本気で殴ったのにいともたやすく避けられ、後ろに回り込まれた。
後ろで着地した音が聞こえたので、振り向きざまにその場所へおもいっきり拳を打ち込んだ。


「そこだ!!」
「にゃ!(振り向いたな馬鹿め!)」
「え? ごふぅあぁ!!?」


カウンター……だと……
ああ、意識が……悔しい……の…だ……ガクッ





カオスに負けてから何度も挑んでる。


「カオス今日こそ勝つのだ!」
『ハッ!!』
「ガフッ!?」


カオスがご飯を食べてる時も


「隙有り!!」
『んなもんはない』
「ギャッ!?」


十六夜達と日向ぼっこをしてる時も


「…………オラッ!」
「にゃ?(ん?)」ガンッ!
「ッ!!!?」プルプル
「にゃん?(なんかしたか?)」


風呂に入ってる時も


「これならどうだ!!」
「にゃ(えい)」ポイ
「え?」ツルッ
「にゃ~(足元注意だ)」
「にゃんッ!!」ゴッ!
「m9(^Д^)プニャー」


勝てない……まったく勝てる気がしない……
どうやったら勝てるのだ?


「そうだ! 美由希に鍛えてもらおう!」


後日学校で美由希に頼んでみた。


「美由希ー! 私を鍛えてくれーーー!」
「え!? な、なんで?」
「え、えっと、ちゃっと勝ちたい相手がいて……」
「へ~どんな人?」


猫相手なんて言えない……


「えっと~……固くって速い黒い奴なのだ!」


間違ってはいない。


「え? 黒人? 薫さんじゃなくって?」
「そうなのだ! 強くって全然勝てないから鍛えて欲しいのだ!」
「う~ん、鍛えるだけならいいかな。美緒ちゃん基礎高いから強くなると思うよ」
「ありがとう美由希!」


ふふふ……カオス! その首洗って待ってるのだ!


~ 美緒視点終 ~




 
 

 
後書き
作者はとらハをやったことがありませんキャラの口調はggって調べて頑張ってます。

とらハのキャラを出したかった理由はただ美緒と久遠が可愛かったからだけです(ロリコンじゃないよ!)

なのはに関しても原作はstsで魔王様のとこしか見てません。

キャラの口調等原作と違うなどは感想で指摘お願いします。

なのはと美緒は今後「なの」「のだ」を連発しますが使用です。聞いていてあまりにもかわいくって……ふぅ。

その他誤字、脱字、批判等もお願いします。
 
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