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ドリトル先生と不思議な自衛官

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第四幕その十三

「それより遥かにね」
「こうしてだね」
「自衛隊を好きで」
「それでだね」
「応援していて」
「写真も撮っているんだね」
「それをインターネットでも掲載するからね」
 撮影した写真、画像をというのです。
「サイトやブログで自衛隊に好意的なものはね」
「多いんだね」
「反対している人達のそれより」
「遥かに」
「皇室も同じだけれどね」
 こちらの方々もというのです。
「ごく一部の人達が何を言っても」
「本当にごく一部で」
「殆どの人達はだね」
「自衛隊を支持して理解して」
「そして応援しているんだね」
「そもそも自衛官の人達は国民で」
 そうしてというのです。
「自衛隊は日本の組織だよ」
「そうだよね」
「そもそもね」
「ご家族やご親戚にもいるよ」
 自衛官の人達がというのです。
「そんな人達も多いよ」
「そうだね」
「言われてみればね」
「そうした人達もいるね」
「実際に」
「だからね」
 それでというのです。
「好きな人達は多いよ、というかね」
「というか?」
「というかっていうと」
「うん、これまでお話した自衛隊とかが嫌いな人達は」
 ここでまたそうした人達のことを言うのでした。
「自分達だけが日本人と思っているんだろうね」
「自分達と違う考え方だと日本人じゃない」
「そして自分達だけが正しい」
「そう思っているんだね」
「もうこうなるとね」
 それこそというのです。
「悪いこと間違ったことをしてもだよ」
「自覚しないね」
「そうなっても」
「そうだね」
「そうだよ」
 皆にお話しました。
「だから駄目なんだ」
「そうだよね」
「自分だけが正しいと思って」
「それで間違いを認めない」
「それが一番問題だね」
「だからね」
 そうした人達だからだというのです。
「本当に果てはね」
「沖縄の基地の前にいて」
「ずっとあそこで野宿みたいに過ごして」
「喚いて暴れてばかりいる」
「そうなるんだね」
「あれでは野蛮の極みで」
 そうしてというのです。
「品性も知性も秩序もね」
「何もないね」
「もうどうしようもないね」
「あの人達は」
「生きてはいても」
 それでもというのです。
「ゴミか何かとね」
「同じだね」
「あそこまでなったら」
「もうね」
「心から思うよ」
 先生はこんなことも言いました、そうして軍艦や基地を観て回ります。その案内役は堀与さんのままでした。 
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