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ドリトル先生と不思議な自衛官

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第四幕その二

「僕もね」
「そうしていくね」
「広く学んでいく」
「自衛隊だけじゃなくて」
「その周りのことも」
「舞鶴の街のこともね」
 そちらもというのです。
「していくよ」
「そうだね」
「じゃあ見ていこう」
「舞鶴の街もね」
「そうしていこうね」
「是非ね」 
 皆にもお話してでした。
 先生は舞鶴の街を皆と一緒に歩いてフィールドワークをしていきます。ですが五時位になるとでした。
「暗くなってきたね」
「早いね、日が落ちるのが」
「冬だしね」
「仕方ないね」
「うん、冬は夜になるのが早いよ」
 先生も言いました。
「朝は遅くてね」
「そうだよね」
「だから仕方ないね」
「夜になったことも」
「このことも」
「だからね」  
 それでというのでした。
「ここはね」
「もう帰るね」
「そうするね」
「ホテルに」
「それで休むね」
「焦ることはないよ」 
 先生の決して焦ることがない性格も出ました。
「別にね」
「そうだよね」
「今回もね」
「焦らずじっくりと見ていけばいいね」
「そうしてもね」
「そうだよ、夜は夜で学べるしね」 
 先生はホテルに帰ってからのこともお話しました。
「本を読んでインターネットを使って」
「そうだよね」
「幾らでも学べるよね」
「学ぼうと思えばね」
「その時は」
「だからね」 
 それでというのです。
「嫌に思うことはないよ」
「夜になっても」
「そうなることが早くても」
「それでフィールドワークが出来なくなっても」
「フィールドワークは欠かせなくても」
 学問にはです。
「それが出来ないならね」
「それならそれで学べる」
「それが学問だね」
「色々な学び方がある」
「そうだね」
「そうだよ、じゃあホテルに戻ろう」
 皆にお話してでした。
 先生は実際にホテルに戻りました、そしてまずは皆でお部屋のお風呂に入りましたが窓から夜の舞鶴を見るとです。
 雪が降っていました、皆それを見て言いました。
「うわ、雪だよ」
「寒いだけあって」
「雪が降ったね」
「これは積もるかしら」
「この勢いだと積もるね」
 先生は雪のそれを見て皆に答えました。 
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