| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

スーパー戦隊超決戦

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第三話 ヨドンヘイムの戦いその十四

「トリンさんだってそうですし」
「この前会ったキングオージャーの人達にもそんな人いるわね」
「キングオージャー、まだ会ったことはないが相当強いらしいな」
 メルトは彼等の名前を聞いてまずはこう言った。
「王ばかりで構成されててな」
「そうそう、中々ね」
「皆強いよ」
「会う時が楽しみだ、ただ君達はどうしてここに来たんだ」 
 メルトは二人にあらためて尋ねた。
「一体」
「ああ、そのことだね」
「言ってなかったわね」
 二人も言われて確かにと頷いた。
「そういえば」
「まだね」
「そうだ、リュウソウジャーと一緒にいることは知っているけれどな」
 コウはふたりにそれでもと話した。
「どうしてここに来たんだ」
「実は今僕達も大変なんだ」
 ラッキューロはコウに答えた。
「デーボス軍がまた出来てね」
「それで私達考えたのよ」 
 キャデリラも言ってきた。
「この状況をどう解決するか」
「こたつに入ってお話してね」
「こたつか」
 トウはそこに突っ込みを入れた。
「どうも妙なところで平和だな」
「いや、こたついいよね」 
 ラッキューロはトウの突っ込みに明るく返した。
「僕達冬はいつも楽しんでるんだ」
「あったかいからね、一旦入ると出たくなくなるわね」
「そこまでいいですよね」
「それは同感だがそれで話してどうしたんだ」
 バンバはそこから先を尋ねた。
「一体」
「いや、一緒に戦う人達探そうってね」
「そうなったんだ」 
 二人はバンバに答えた。
「それでまずはキングオージャーの人達のところに行こうと思ったけれど」
「あの人達今大変だからね」
「それでここに来たんだ」
「リュウソウジャーの人達のところにね」
「そういうことなのね、実は私達もね」
「最初どうかなって思ったけれど」
 それでもというのだ。 
「キングオージャーの人達が大変だしね」
「それにデーボス軍他の組織とも手を結びそうだったし」
「それでなのよ」
「君達にしたんだ」
「おい、今大変なこと言ったな」
 カナロは二人の言葉に即座に反応した。
「他の組織とも手を結びそうなのか」
「うん、何か色々出て来たよね」
 ラッキューロが答えた。
「幽魔獣とかヨドンヘイムとかね」
「私達追い出した後に出て来た幹部も復活していてね」
「その連中がキョウリュウジャーの皆と戦ってる時に言ったんだ」
「他の組織ともとかね」
「それじゃあね」
「可能性あるよね」
「まずいな、今度はデーボス軍か」
 カナロはここまで聞いて顔を曇らせた。
「連中まで合流するとなるとな」
「ええ、かなり大変よ」
 アスナもそう考えて言うのだった。
「本当にね」
「キョウリュウジャーの力も必要になるな」
「デーボス軍ともなるとね」
「そうだね」
 龍井もここで言った。
「ここは皆で力を合わせるべきだよ」
「うん、それならね」
 ういは父のその言葉に頷いて応えた。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧