| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ドリトル先生と不思議な自衛官

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第三幕その十一

「凄くね」
「強いんだね」
「訓練が行き届いていて規律厳正で」
 そうしてというのです。
「兵器も質がよくて整備も行き届いているから」
「強いんだね」
「だから災害の時もね」
 地震や台風の時もです。
「確かに動けているんだ」
「強いからこそ」
「若し弱い軍隊なら」
 そうであるならというのでした。
「あそこまで万全にはね」
「動けないね」
「そうだよ」
 まさにというのです。
「とてもね」
「そうなんだね」
「弱い軍隊はああしたね」
「災害の時にだね」
「どれだけ動けるかでわかるよ」
「戦争じゃなくて」
「うん、よく訓練されていて規律正しくて」 
 そうしてというのです。
「組織として行動出来る軍隊がね」
「強いんだね」
「それも万全に動ける」
「考えてみたら」
 王子はここまで聞いて言いました。
「災害も戦争と変わらないね」
「人の命がかかっていてね」
「守って助けるから」
「脅威からね」
「だから戦争と変わらないね」
「そうだよ、確かに日本は戦争には直接関わっていなくてね」
 そうした状況でというのです。
「平和だけれどね」
「それでもだね」
「災害がとても多いから」
 そうした自然環境の中にある国だからだというのです。
「もう常にね」
「脅威を受けているね」
「そうした国だから」
「すぐにわかるね」
「うん、自衛隊の強さもね」
 このこともというのです。
「わかるよ」
「災害が起こった時いつも万全に動いてくれるから」
「そして多くの人達を助けてくれてね」
 そうしてというのです。
「復旧作業もしてくれるから」
「強いってわかるんだね」
「そうだよ、戦争だけじゃないんだ」
 軍隊やそうした組織が動く時はというのだ。
「災害が起こってもだよ」
「脅威だね」
「その脅威に見事に対応出来るならね」
「その軍隊は強いね」
「うん、組織としてね」
「軍隊は組織だからね」
「組織として打動けたら」 
 そうであるならというのです。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧