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間違えて持って来た水着

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第一章

                間違えて持って来た水着
 小学六年生の橘文江は今友人達と市のプールに遊びに来ていた、当然プールは水着を着て楽しむ場所であり。
 彼女も水着を持って来ていた、だが。
 その水着を見てだ、彼女は仰天して言った。
「何これ」
「えっ、スリングじゃない」
 友人の一人が彼女が出した水着を見て話した。
「それって」
「スリング?」
「ワンピースだけれどお臍とか身体の横とか見えるね」
 そうしたというのだ。
「凄い水着なのよ」
「そんなのなの」
「ビキニよりもね」 
 友人は文江にさらに話した、丸い感じの顔で小さめのきらきらとした目に小さな唇を持ち茶色が勝った髪をショートにした小柄な彼女に。
「際どい水着よ」
「危ない水着?」
「そう言っていいわね」 
 友人も否定しなかった。
「本当に」
「そうなのね、これは着られないわね」
「だったらレンタルすればいいわ」
 プールで借りればいいとだ、友人はアドバイスした。
「水着間違えたらね」
「レンタルすればね」
 そうすればというのだ。
「いいわ」
「それじゃあね」
「ええ、ただその水着誰のなの?」
「お姉ちゃんね」
 文江はすぐに大学生の姉の智実のことを思い出した、顔立ちは自分そっくりだが背は高くスタイルが抜群にいい彼女のことを。
「お母さんカナヅチで水着持ってないから」
「それでなのね」
「お姉ちゃんね、まあ兎に角水着レンタルして」
「うん、一緒に泳ごう」
「皆でね」
 こう話してだった。 
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