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暗殺教室 in Hero

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緑谷出久の暗殺教室5 集会の時間

 
前書き
暗殺教室僕のヒーローアカデミアヒロアカ緑谷出久殺せんせーハーレム予定奥田愛美潮田渚 

 
今日は理科の授業。お菓子から着色料を取り出す実験が終わると実験のために買ってきたお菓子を殺せんせー1人が回収してしまった。

杉野「それ俺らが買ったやつだろ!」
 
前原「あのタコ...!給料日前だからって授業でおやつを調達してやがる!」
 
片岡「地球を滅ぼす奴がなんで給料で暮らしてんのよ...」

前原「よし緑谷。殺せんせーは意地汚いと書いておけ」

出久「う、うん(お菓子で釣る暗殺か〜)」

殺せんせー「許してつかぁさい!!!」

そんな中奥田がフラスコを持って先生の前に差し出した。

奥田「あ、あのっ...先生」

殺せんせー「どうしましたか?奥田さん」

奥田「ど、毒です!飲んで下さい!」
 
出久(正直ぃぃぃぃ!!!??)
 
殺せんせー「......奥田さん、これはまた正直な暗殺ですねぇ......」
 
奥田「あっ、あの……わ、私、皆みたいに不意打ちとか上手く出来なくて…でもっ、化学なら得意なんで真心こめて作ったんです!」
 
 
杉野(お、奥田...)
 
前原(それで飲むバカは流石に...)
 
 
殺せんせー「それはそれは。では、いただきます」


一同(飲んだ!?)
 
殺せんせー「こ、これは!?」
 


色が青くなり、後ろに少し尖ってツノが2本生えた...
 
前原(なんかツノ生えたぞ…?)
 
殺せんせー「この味は水酸化ナトリウムですね。人間が飲めば有害ですが...先生には効きませんねぇ」
 
出久(薬品であんな変化が...!!ひとまず書き留めないと!!!)

茅野「流石緑谷君だね」
 
奥田「...そうですか」
 
殺せんせー「あと2本あるんですね。それでは」
 
奥田「は、はい!」
 
殺せんせー「うっ...うぐぅぅぅ......グッ!」
 
”ばさっ“

今度は緑となり羽が生えた。
 
出久(今度は羽!?)
 
三村(無駄に豪華な顔になってきたぞ!?)
 
殺せんせー「酢酸タリウムの味ですね。では、最後の1本」
 
不破(どうなる!?)
 
出久(最後はどうなるんだ!?)
 




真顔となった。( ˙-˙ )
 
 
殺せんせー「王水ですねぇ。どれも先生の表情を変える程度です」

片岡(真顔になった...)
 
前原(変化の法則性が読めねーよ!)
 
岡島(てか先生真顔薄っ!!)
 
殺せんせー「先生の事は嫌いでも...暗殺の事は嫌いにならないで下さい( ˙-˙ )」
 
前原「いきなりどうした!?」

出久(...古くない?)
 
殺せんせー「それとね奥田さん。生徒1人で毒を作るのは安全管理上見過ごせませんよ」
 
奥田「...はい。すみませんでした...」
 
殺「放課後この後、時間があるのなら一緒に先生を殺す毒薬を研究しましょう」
 
奥田「は、はい!」

-----

そして翌日
 
茅野「で...その毒薬を作って来いって言われたんだ」
 
奥田「はい!理論上はこれが1番効果あるって!」
 
渚「プリントに毒物の正しい保管法まで漫画にしてある...相変わらず殺せんせー手厚いなぁ」
 
奥田「きっと私を応援してくれてるんです。国語なんて分からなくても、私の長所を伸ばせばいい...って」


カルマ「どう思う?奥田さんのこと」

出久「......先生がそう易々と脅威となる毒を作らせるかな...。それに国語は言葉を使う。言葉巧みにつか「そこまでですよ緑谷君」殺せんせー...」

殺せんせーはマッハで出久の後ろに現れて言葉を止めた。

殺せんせー「では早速いただきましょうか」

そして飲んだ殺せんせーは


殺せんせー「ヌルフフフフフ...ありがとう奥田さん。君の薬のお陰で...先生は新たなステージへ進めそうです...!」
 
奥田「えっ?それって...どういう...」
 
出久「っ!!騙して自分を強くするための薬を!!」
 
殺せんせー「その通り!!!グオォォォオォォォォォォォォォオ!!!!......ふぅ」
 
一同(溶けた!?!?)
 
メタルスライムのようになった殺せんせー...一同は驚くしかなかった。
 
殺せんせー「君に作ってもらったのはね。先生の細胞を活性化させて流動性を増す薬なのです...液状ゆえにどんな隙間も入り込む事が可能に!!!」
 
片岡「何処に入ってんのよ...そこ私の机でしょ...」
 
殺せんせー「しかも、スピードはそのままに!さぁ!殺ってみなさい!」

教室中を飛び回る殺せんせー。ナイフと銃を構えるが到底当てることができない。

奥田「だ、騙したんですか殺せんせー!?」
 
殺せんせー「奥田さん。暗殺には人を騙す国語力も必要ですよ」
 
奥田「えっ...」

殺せんせー「どんなに優れた毒を作れても、今回のようにバカ正直に渡したのでは…ターゲットに利用されて終わりです。渚君、君が先生に毒を盛るならどうしますか?」

渚「うーん、先生の好きな甘いジュースで毒を割って、特製手作りジュースだと言って渡す...とかかな?」

殺せんせー「緑谷君。君が先ほど国語に関して言おうとしていたことは何ですか」

出久「...国語は言葉を使います。言葉巧みに使って、相手を誘導させて隙をつく。この力は国語なら伸ばせるものだと...」

殺せんせー「その通り。人を騙すには相手の気持ちを知る必要がある。言葉に工夫をする必要がある...上手な毒の盛り方...それに必要なのが国語力です」

奥田「!」
 
殺「君の理科の才能は将来皆の役に立てます。それを多くの人にわかりやすく伝えるために...毒を渡す国語力も鍛えて下さい」
 
奥田「は、はい!」
 
カルマ「あっはは。やっぱり暗殺以前の問題だね〜。それにしても緑谷はちゃんと分かってたんだ」

出久「ヒーローがヴィランから人質を助け出そうと説得するところを見たことがあってね。その時ヒーローはヴィランに対して怒らせない話し方。同じ目線に立って話していたんだ。言葉で相手を油断させていたから...言葉の重要性を知ってたというか...」

殺せんせー「緑谷君はヒーローの仕事を長い間見ていた...つまり大人の振る舞い方を見ていたということにもなりますね」

緑谷以外(緑谷マジでハイスペック...)

奥田「み、緑谷君!今度その話を詳しく教えてください!今度は殺せんせーを騙せるために!」

出久「...いいけど...それを殺せんせーの前で言っちゃうのは...」

カルマ「やっぱそれ以前の問題だね〜」




本日は月に一回の全校集会。

E組は他の生徒達よりも早く体育館に着かなければならないのだ。そのため早く山を降りなくてはいけない。

岡島「橋がぁぁ!!」

三村「誰だよこっちが近道だって言ったの!!」

千葉は陸に上がれたがぐったりしてる
川に流される岡島

三村「岡島ぁぁぁ!!!」

出久「岡島君!!手を!」

個性を使って川を泳いで助けようとする出久。しかし川の上流から流木が

出久「うぇぇぇぇ!?!?!?ぎゃぁ!」

三村・千葉「緑谷ぁぁぁ!!!」

-----

矢田・不破・原「きゃぁぁ!蛇ぃぃ!!」

蛇に絡まれる岡島

矢田・不破・原「岡島くぅぅん!?!?」

出久「離れろぉぉ!!」

個性で見事に蛇をとっていく

矢田・不破・原「おお!緑谷君!」

「ぶもぉぉ!!!」

背後から猪が

出久「こっちにきたぁぁぁ!?!?」

矢田・不破・原「緑谷くぅぅん!?!?」

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寺坂・村松・吉田・狭間「落石だぁぁ!?!?」

その落石に巻き込まれる岡島

寺坂・村松・吉田・狭間「岡島ぁぁぁ!!??」

出久「危ない!!」

岡島を抱えて落石を避けた出久

「グォォォォ!!!」

しかし森のクマさんが

出久「僕は食べ物じゃないよぉぉぉ!!」

寺坂・村松・吉田・狭間「緑谷ぁぁぁ!!??」

-----

杉野「誰だよ蜂の巣刺激したの!!」

標的が岡島に変わる

渚・杉野・菅谷・茅野・奥田・神崎「岡島(君)!!?!?」

出久「ふっとべえ!!!」

蹴りの風圧で蜂を飛ばした出久。

後ろからは猪と熊のダブルセット

出久「しつこいよぉぉ!!!」

渚・杉野・菅谷・茅野・奥田・神崎「緑谷(君)!!?!?」

杉野「凄いことになってたな...」

菅谷「大変な目に遭ってる岡島を助けたら今度は自分に帰ってきてるし...」

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こうして全員本校舎にたどり着くことができた...が、ほとんどが倒れ込んでいる。

出久「猪と熊から同時に追いかけられるなんて...」

磯貝「ぶ、無事で何よりだ...全員体育館で並ぶんだ!」

イリーナ「待ってぇ...」

生徒達が立ち上がる中、イリーナだけは動けずにいた。

出久「大丈夫ですかイリーナ先生」

イリーナ「き、気が効くじゃない......今イリーナって...」

出久「...みんなに合わせた方がいいですか...?」

イリーナ「そのままにしといて!もうビッチビッチって、慣れてきちゃったけど、そうよ!私はイリーナ・イェラビッチよ!貴方いい子ねぇ」

出久(いや、ビッチって言うのが少し恥ずかしくて...)

出久はウブである

イリーナ「感謝のディープキス...♡キステク、レクチャーしてあげる♡」

出久「ギャァァァ!!!!」

イリーナ「美女からのキスで悲鳴をあげるな!!」


出久はキステクを学んだ!!


出久(...うん。そりゃハニートラップが成功するわけだ)

出久は悟りを開いた。




全校集会は本校舎から差別の目を多く向けられる。誰もがE組を見て笑う。

出久(嫌な感じだ...少し前まで笑うなんて決してしなかったけど、僕もあっちだったんだよな...)

校長『要するに、君たちは全国から選りすぐられたエリートです。この校長が保証します...が。慢心は大敵です。油断してるとぉ、どうしようもない誰かさんたちみたいになっちゃいますよぉ〜?』
 
E組以外一同「あははははは!!」

菅谷「そういやカルマは?」

渚「サボり。集会フケても痛くも痒くもないってさ」

そんな中、表向きはE組の担任である烏間全校集会に現れた。烏間の姿を見てE組の以外の女子達はイケメンで羨ましいと。

倉橋「ねえねえ見てみて〜」

中村「良いじゃん」

倉橋「あっ、烏間先生〜」

中村「ナイフケースデコったんだ〜」

烏間「デコるのは良いがここでは出すな...!」

周りは仲が良さそうにも嫉妬し始める。

そして今度は後ろに注目が。イリーナが颯爽と美貌を見せつけながら歩いてきたのだ。

「あれもE組の先生...!?」
「かっこいい〜...」

烏間「何故きた」

イリーナ「一応私も教師よ。あっ、そうだ」

イリーナは出久に近づき

イリーナ「ねえ。あんたあのタコのことを細かく書いてるんでしょ。後でお姉さんに見せなさい」

出久「いやぁまだ役立つものは...」

イリーナ「良いから見せないよ〜!さっきはキスで窒息させかけたから今度は胸で窒息させるわよぉ?」

そう言って出久の顔を自身の胸に押さえつけたのだ。

しかし出久はウブである。

もがいたがすぐに白目を剥いて気絶した。

イリーナ「あっ」

烏間「このバカ!!!」

その後なんとかすぐに目を覚ました出久...

-----

『はいっ。今皆さんに配ったプリントが生徒会行事の詳細です』
 
前原「...えっ」
 
磯貝「すいません!E組の分まだなんですが...!」
 
『えぇ?無い?おっかしーなぁ?...ごめんなさーい。3ーEの分忘れたみたい。すいませんけど、全部記憶して帰ってくださーい。ほら、E組の人は記憶力も鍛えた方がいいと思うしぃ?』

出久(陰湿すぎる...嫌になる。でも立場というものがないからこの現状を今すぐ変えるのは無理なんだよな...)

次の瞬間突風がE組にかかった。そして全員の手には集会用のプリントが...

殺せんせー「磯貝君。問題ないようですねぇ。手書きのコピーが全員分あるようですし」
 
出久(oh...)
 
磯貝「あ、プリントあるんで続けてくださーい」
 
『え?あっ...!?うそ、なんで!?誰だよ笑い所潰した奴!...あ、いや、では続けます』
 
烏間は怒り、イリーナはナイフで刺して、殺せんせーは避けている。最後は烏間に連れてかれた…

何も知らない生徒からしたらカオスだろう。だが、

前原「はは!しょーがねーなビッチ先生は!」

E組はそんな姿を見て集会でも明るくいられた。




出久(早く帰らないと...ん?)

集会が終わり戻ろうとすると、渚がD組の2人に絡まれているのが見えた。出久がこれを放っておくはずがなく向かう。

「ああ!?殺すぞ!!」

D組の1人が渚の胸ぐらを掴んだのを見て、声を出そうとした...が

渚「殺そうとしたことなんて...ないくせに」

出久「っ!」


出久は感じた。渚は殺気をぶつけたのだ。少し離れていた出久にさえも感じることができ、冷や汗が流れる。


渚「...あっ、緑谷君。今のは気にしないで」

出久「う、うん......そう...」


-----


學峯(...エンドのE組が普通の生徒を押し退けて歩いている...それは私の学校では合理的ではない。少し改善する必要がある...


私にとっては暗殺よりも優先事項だ...)


-----

出久(今のは一体なんだったんだ...いつも通りの渚君なはずなのに......そういえばもうすぐ中間テストだな...

E組を離れる気はないけど...


負けたくないな...!)

-----

放課後...


AM「そうかい。E組というのはそこまで...それにしてもその、殺せんせーはずいぶん生徒思いのようだね...軍からの言葉ばかりを鵜呑みにするわけにはいかないな。だが、私が考えたトレーニングメニューを否定されるとは...だけどそっちの方が体つきが良くなっているね...自信失くすよ...」

出久「オ、オールマイト...」

密かにオールマイトは自信を無くしていた...





 
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