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『自身』

作者:零那
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『mistake』




「There is no evidence
that he is guilty.」
(彼が有罪だという
証拠は何もない)

一体そう言ったのは何処の誰か
そんなことはもう忘れたけど

確かに解ったのは
警察がどれだけ無能で
役立たずかってこと

その一言でもうすべてを諦め
すべてを赦さないと
世の中のすべてに心閉ざした

目に入るものすべてに苛立ち
すべての人を憎み恨み噛みつき
すべて消えれば良いと
睨み付けていた

遠い過去のこと乗り越えてると
そう思ってはいても未だに
昇華しきれていない傷が在る

夢に出た日はメンタルやられる位
まだまだ残ってる、在るまんま

二度と顔もみたくないくせに
はっきり覚えてるのは何故

 
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