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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜

作者:ドリ男
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サトシ:「サトシ君・ヒロシ君へ
お久しぶりですね。2人がヤマブキの
育成施設を去った後、施設は使い物に
ならなくなり、私たち元孵化施設の職員は
全員解雇となりました」


ヒロシ:「これ、ミドリ主任からじゃないか!」


ヒカリ:「ミドリ主任って、
あの孵化施設の?」


サトシ:「役に立たないと
判断したシルフは私達を解雇すると同時に
”技の実験台にする”と告げ、私を含む
全ての職員は収容所に連れて行かれ
そこでしばらく監禁されました。
恐らく、口封じの為に私達を始末する
つもりだったのでしょう。しかし、
実験台にされる前日、私達は
とある人物に救われ、何とか収容所を
脱出する事が出来たのです。その人物は、
元ポケモン大好きクラブ2代目会長。
私達が連行されるのを目撃し、隙を見て
収容所に潜入し私達を解放してくれたのです。
2代目会長は15年前の事件を境にずっと
ポケモンの行方を捜し、同志を集めつつ
事件の真相を探っていたようです。
そしてシルフの計画が実行された今、
私達は感謝を兼ね微力ながら
シルフに対抗すべく、
2代目会長とその同志が立ち上げた
反シルフ組織と一緒に行動しています。
シルフの横暴をこれ以上見過ごす訳には
いきません。サトシ君やヒロシ君が
シルフと戦っているように、これからは
私達も戦います。もし宜しければ、
近い内に私達の元をお訪ねになって下さい。
今後の動きについて話したい事があります。
場所はセキチクシティ中心街、
元ポケモン大好きクラブ本部。
同封した地図を頼りにお越し下さい。
貴方達の無事を、
いつも心から願っております。ミドリより」


ヒロシ:「サトシ、、」


サトシ:「、、ミドリ主任は無事だ」


ヒカリ:「私達の他に、主任に対抗する
組織があったなんて、、」


ヒロシ:「話したい事がある、、か。
どうする?サトシ、、」


サトシ:「決まってるだろ?カツラさんに
話して明日にでも顔を出そう」


タケシ「俺も行く」


ヒカリ:「タケシ、、」
(いつの間にいたのよ)


タケシ「そのミドリ主任とやら、何だか
俺を呼んでいる気がする、、ん?ミドリ?」


サトシ:「なら明日、四人で
セキチクシティに向かおう!」


サトシ達はリビングに戻った。











 
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