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転生貴族の銀河

作者:ドンコ
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第六話

 
前書き
今回は長めになりました_(._.)_ 

 
第六話

陛下との関係は俺が生まれた二十年前に遡る。時に父さんが陛下の元で《闇の目》に入りリヒャルト・フォン・グリンメルスハウゼン子爵に付いて裏仕事をしていた時に爺様の耳から陛下に孫が生まれたと聞きそして名を送られた。「ロルフ」とそして幾度も俺は陛下に逢っているし、誕生日にはバースデープレゼントが送られてくる。

裏では俺も孫扱いで色々と融通を利かせてくれる、爺様の御蔭でだがそして艦隊の動かし方も覚える様にとメルカッツを俺の元に送り込んだのが事実だ。

それに他のクラウス・フォン・リヒテンラーデ侯爵にも人心掌握や政治を教えて貰っていた、俺は苦手で政治はパウルに任せたが・・・・
俺は時々問題を発見し拡大!自身では拡大する気は無いのだが、何故か拡大し大事になっているが最後には上手く運び解決していた。

メルカッツ師匠、リヒテンラーデ侯爵、グリンメルスハウゼン子爵が教師で英才教育され陛下に対する忠義を第一に、我が家では財団の後継者として英才教育を受け育った。
結果が問題児だが帝国には有益で有り、皇帝陛下には!限定で素直に従い忠誠心も有り、軍人としても陸戦戦闘技術、戦略、戦術にシミュレーションでは艦隊戦も17歳でメルカッツ師匠に稀にだが勝つほどの実力を得て皆に認められていた、士官候補生としては主席は最後に皆の前で卒業時に何でも良いが話を皆にしなければならないので次席になったとか!

この件で皆からは呆れられてしまったが、ロルフだからと話が終わった。

しかし!転生前の性格は変わらずに呑気に勝手気ままにしていたが、原作は七割位は記憶しておりそれを利用して金儲けに走っている。

中将に昇進後は責任を重く受け止め120万人の命を預かる身として全員が無理でも数多くの兵士を連れて帰る事を固く誓い現在に至る

陛下は飲んだくれでは無いのは驚いた、生活は愚劣だが一部の者は知っていた陛下が影で自身のトレーニングをしているのを筋肉は痩せ形だがその質は上質で戦闘訓練もしている・・・・
俺も戦闘訓練を!近接戦闘をしたが勝てていないのだ未だに、皇帝陛下は強いよマジでオフレッサーが剛なら陛下は柔でリヒテンラーデの爺さんは闇だ!
闇って暗殺者だね完全に、手首に何時も隠しナイフに針を忍ばせている怖いぞマジで・・・・・
他にも全身に暗器を忍ばせている、俺も少しは見習い暗器を・・・・
俺の記憶って間違ってたか?






帝国歴478年9月

新無憂宮(ノイエ・サンスーシー)

「ロルフが来ないのう」

「陛下あの子も今では大将ですし、それに部下が一人でも多く帰れるようにと自分が考えなくてはいけないと言っていました。
優しい子ですので今頃は必死に考えているのかと思います」

「そうだの、ロルフは優しい子だしな大事な者に対しては特に過敏になっている、シュザンナを見れば分かるだろう・・
如何に身内を気遣い過剰になる事も有るがナ・・・」

「ですわね、あの子は私が此処に来た時から心を許せる数少ない一人ですから心配です」

「心配は要らん、彼奴の艦隊は3万5000隻で旗艦は特別に強固で戦闘力も有る問題無い、メルカッツも副司令官として補佐するのだ大丈夫だろう」

「それでも三日後には行くのですね」
寂しい顔をしているベーネミュンデ侯爵夫人


その頃


「宴だ~」
叫ぶビッテンフェルト大尉

それを悲しい瞳で見ているロイエンタール

ロルフ艦隊の各分艦隊司令官に参謀等佐官、将官が大勢参加している

「皆楽しそうだな、ルッツ」

「はっ、これで皆が知り合い喧嘩して日頃の鬱憤を晴らし、仲が良くなりますでしょう」

「そうだな、ビッテンフェルトは・・・・大丈夫か?」

「・・・・・恐らくは」

二人は静かに目線を・・・・・・・・



遠征前日

姉様にケーキ持って行き陛下も・・・・いた

割愛




今回の出征は訓練と言う事なので兵士の家族しか見送りに来なかった。


それから我が旗艦は司令官席その前に長テーブルが有り参謀長に参謀が右に反対には副官に各分隊の司令官がいる。
席は30席程で50席迄増やせる、一人座って皆が立っているのが気になり改造したのだが以外に全員が好意的に受け入れている。


「これから我らはアムリッツア星域に向う、メルカッツ中将の艦隊と合流し訓練をした後に惑星カプチェランカの兵士を全員故郷に返す為に作戦を説明する参謀長」

「では私が、惑星カプチェランカの兵士を迎えに行きますが!全体で艦数は5万5000です。
中身は我が艦隊とメルカッツ中将の艦隊の合計ですがそれに同盟軍の2万隻を追加します、この艦隊は全自動で動きますが運用はこの艦隊を同盟の艦隊に突入させ混在させて爆破させます、その後に残った艦隊の敗残艦隊を殲滅します。
艦隊を最悪二手に割きますが!基本は全軍が共に行動します、敵方が態勢を整える前に静かに目絶たずに迎えに行き戦闘がない事が一番です。
救出作戦ですので理解下さい質問は」

「スマンが戦闘は無しで仲間を迎えに行くのは分かった、貴族の馬鹿共の出方が心配だ」

「それも大丈夫です、陛下にリヒテンラーデ候、ブラウンシュバイク公もこの件に関して了承しています」

「・・・・・わかった」

「他にはありますか」

「資料が有るので問題ないと思うが皆は?」

「問題は無いナ、有ればこの期間30日で表に出るだろうし,皆で何時もの通りに欠陥を探すか」

「「「「「異議なし」」」」」

「それでは!各自艦隊運動に連絡網を五重にするので確認をしてから報告をしてくれ、イゼルローン要塞迄30日が訓練期間だが三年訓練しているから問題は無いかと思うがしかし、実戦でもしもが有るので小さい事でも報告を頼む」

「それでは意義が無ければ解散になります」

「「「「「「異議無」」」」」




自室に戻りブランデーをロックで飲んでいると、メックリンガー参謀長とルッツ大佐が来たので三人で飲み始めた。

「司令官、今回は密かに兵士を回収がメインですが。やはり戦闘は避けられないのが全員の共通した考えですが!戦闘よりも今回は艦隊の運用がカギと皆が考えていますが」

「良いね、良いよそれで良いんだよ。俺はこの艦隊を有意義に動けて他がその補佐を指示しないでも出来る艦隊にしたいんだ前にも言ったけどね」

「その思惑通りに動いています、皆が優秀ですので各艦隊に参謀を振り分けて居ますので今回でレベルアップが期待できますが!ビッテンフェルトは無理と考えています」

「参謀長に賛成です、若いのでまだ気持ちが先に動くのが分かりますが時間が必要でしょう」

「なら俺の次席副官にするか?」

「「良いので」」

「それしか無いだろう」
頭が痛いがラインハルトよりも楽だろう


軍務尚

「オーベルシュタイン之は何だ!勝手に人員が昇進しているぞ、ロルフの艦隊で500人以上だ説明しろ」

オーベルシュタインはロルフの指示に従い1000人近くを昇進させていた勝手にだ、そしてロルフの艦隊が全艦無事に出発したのを確認して、小出ししていた人事を一気に確定した事にした。

それが軍務尚書にバレてしまい!
バレルのは覚悟していたので呼ばれる前に出頭していた。

「今回の作戦で各分艦隊の少将達が中将に昇進します。その前に次の分艦隊の司令官、参謀、副官等を承認させました。」

「何故勝手に昇進していると聞いているが」
フム!怒っているな

「今回の分艦隊の司令官は全員15000隻の指揮を取れる実力が有ります、メルカッツ中将が認めています!
艦隊の司令官として指揮を一月交代で三年間して来ていますので実力は十分に有ります。
今は帝国軍の指揮官が不足していますので彼らを中将にし艦隊司令官すれば良いかと、全員が60歳に近く数年後には新たな司令官を決めれば良いかと進言します」

「・・・・実力は分かっているがしかしだ、何故勝手にまた」

「仕方が有りません、もう既に本人がいませんし他に指揮官が居ますか?
貴族では指揮に士気が求めても無駄でしょう」

「分かっているが何故一言が無いのだ!それを言っている」

「ロルフ様ですから、人事も階級昇進も良いのかと考えたのでしょう」

「で!貴様は黙ってそのままやったのか?」

「そうです、陛下にもお話しされていましたし・・・・・諦めて下さい」

「なっ!何だと陛下にだと・・・・」

「私には抵抗できません、嫌がれせをする予兆も有りましたし」

「帰って来たら拳骨の三つや十は覚悟しているのだろうな」
怒りで既に目がキレている。これは人的損害が大きくなると・・・・

「覚悟はしています、成功すると確信していますし、それを前提に作戦を立てているので詳しい事は分かりませんが。
私は門閥貴族対策に動き幾つかの家を潰します」

「潰すのか!出来るのか?」

「既にネタは仕込んでおります、後は食いつくネタを自然に耳に入れますので」

「そうか、分かったこの件は保留にする」

「有難うございます」

「保留だ、他にも相談する下がれ」
オーベルシュタインは有能だ、しかしロルフの為に生きている!
この二人は何なのだ、友人に近いがそれとも違うこの二人に何が有るのだ普通に・・・・




その後に三長官が密談していたのは秘密だったとか何とか!




 
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