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fairyLOVEstory

作者:寒元毬藻
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中学校生活編
  第71章 部活動!開始

「悪美って何部にした?」
「まぁ、バレーボール部かな?」
「悪美って凄いのね!私は吹奏楽部なの。」
そんな会話をしていたとき、ゴリ山が悲しそうな顔をして
「寿司部ねーのか(涙)」と、言いながら近づいてきた。反対側からは杉井が
「僕は、イケメン部にでも・・・」と、言いながら近づいてきた。二人は
「ナルシスト♪」と、言ってやった。
すると、ゴリ山が
「垂太郎兄ちゃんは野球部かぁ」と、呟いた。それを聞いていた真池琉は
「兄ちゃんいたの?」と、問いかけた。「まぁな」と、返された。すると、野口がやって来て
「俺、野球好きだから野球部入りたいんだ。どんなお兄ちゃんなの?」と、問いかけた。すると、ゴリ山が険しい顔をして
「とにかく恐ろしい兄さんだよ。」と、言われた。野口は少し冷や汗をかいた。

一方、他のメンバーは
武流は、パソコン部
手仁子はもちろんテニス部
堺はサッカー、碁留玉はゴルフ部に入部した。


放課後
野口はとても笑顔で野球部に向かった。そして、部室に入るときに
「これからこの部活でお世話になります野口です。」と、言うと、野球部のキャプテンであるゴリ山のお兄さん垂太郎が出てきて
「おめぇがくず部の野郎か。坊主にするぞ~。」と、脅してきた。野口は息をすることもできない程に恐れた。

一方、悪美はバレーボール部の部室に向かった。すると、部長の「瑠井 夫児(るい ふじ)」が挨拶してくれて、先輩方を紹介してくれた。
まずは2年生の藤山(ふじやま)先輩、反成(はんなり)先輩、戸等(ととう)先輩。
続いて3年生は佐古理(さこり)先輩、本堂(ほんどう)先輩、座図(ざと)先輩、そして唯一の女子、桃光(ももひかり)先輩だった。

また一方、科学部では、勉が理科室に入ったそのとき。先輩たちは自己紹介もせず、こそこそと机の上で謎の液体を作っていた。一体その液体はなんなのか!?真池琉達の部活動がこんな形で始まったのだった。  
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