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『ふたりごと』

作者:零那
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『8歳と婦警』



【なぁ、なんでこんな悪さばっかしてんのに牢屋入れてくれんの?】

『んー...牢屋入れるほどじゃ無いからかなぁ。それに、まだまだ子供やし、どんな悪さしても牢屋には入れれんよ』

【ふ~ん...ほな人殺しても牢屋入れてくれへんねや?】

『8歳だと牢屋は無理やな。やから人殺したらあかんよ?』

【なんであかんのん?牢屋ちゃうかったら何処入れられるん?】

『ん~...施設には入るかな。今迄通り同じってわけにはいかんかな』

【ほな其処に連れてってや!今の家や無かったら何処でもええねん!とにかく嫌やねんっ!!帰りたぁ無い...帰りたいとこやか無い...】

『...いつも、何も出来ん私達も悪い思てる。どうしてあげたらいいんか、どうすることができるんか考えてるけど...気持ちだけじゃ何も助けてあげれんのんよ』

【大人は口だけやもんな。わかっとるよ、別にオネーサンが悪いわけちゃうし】

『そんな風に怒るんもわかる。八つ当たりしていいから。発散したらいいから。好きでこんなことしよるわけや無いって私達はわかってる』

【...わからんよ、この気持ちは...こんなきったない気持ちやか絶対わからん。オネーサン達はキレイやから】

『解りたいと思てるよ』


 
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