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女提督の航海(後悔)日誌

作者:蘭丸
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島の奪還準備

 
前書き
提督の呼び出しで広間へ集まる艦娘達。電光掲示板には任務の簡単な概要と出撃する艦隊の編成が表示されていた。 

 
ー広間ー


提督「今回の任務は島の奪還と港湾棲姫の撃破もしくは撃退」

磯風「島の周辺には深海棲艦の編隊が配置されている」

提督「それらの戦力を分断させる為に、第三艦隊は東、第四艦隊は南、第五艦隊は西を担当してもらうわ。第二艦隊は第三艦隊が東側の編隊を撃破後、港に向かって正面突破。最終目的である港湾棲姫の戦力を削り、第一艦隊で撃破もしくは撃退する。深海棲艦側の増援を想定して支援艦隊を控えさせておくわ」

磯風「各艦隊の編成は以下の通りだ。第一艦隊、旗艦大和、僚艦、陸奥、摩耶、鳥海、千歳、千代田。第二艦隊、旗艦金剛、僚艦、長門、鈴谷、熊野、利根、筑摩。第三艦隊、旗艦武蔵、僚艦、赤城、加賀、天龍、龍田、夕立。第四艦隊、旗艦飛鷹、僚艦、球磨、多摩、足柄、不知火、陽炎。第五艦隊、旗艦隼鷹、僚艦、磯風、神通、那智、翔鶴、川内」

提督「作戦決行は明日のヒトフタマルマル、それまでに各自それぞれ担当する方面の敵艦隊の編成確認と出撃の準備をしてね」

川内「お昼に戦うのー?どうせなら夜戦したいなぁ」

隼鷹「まぁ夜戦バカに大人しくしてもらった方が旗艦のあたしは嬉しいけどな~」

那智「作戦が終わったら幾らでも夜戦に付き合ってやるから我慢しろ」

神通「姉さんをお酒に誘って下さるのは結構ですが、姉さんに飲ませ過ぎないで下さいね?皆さんと騒ぎだしたら夜戦以上に手がつけられないんですから」

川内「えー、神通だって呑むと泣き捲ってたいへ」

隼鷹「まま、作戦も宴会もパァっといこうぜパァっと!」

鈴谷「磯風~良かったね」

磯風「あ、ああ…」

鈴谷「違う艦隊だけど、お互い適度に頑張ろうねー」

熊野「呑気なコト言ってられませんわよ?私達第二艦隊は港湾棲姫の戦力を削るという重要な役割を…」

鈴谷「まー、何とかなるっしょ?」

長門「いざとなればこの長門が居る、負けはしないさ」

金剛「旗艦のワタシにお任せデース!心配ナッシングネ!」

利根「うむ、吾輩も伊達ではないところを奴らに教えてやるのじゃ」

筑摩「余り無理はしないで下さい」

大和「やっぱり、戦うんですね」

陸奥「あなたは優し過ぎるから、加減なんてしちゃ駄目よ?駆逐棲姫ちゃんとは仲良く出来てるかもしれないけど、深海棲艦は私達が倒さなきゃいけない敵なんだから」

武蔵「大和なら大丈夫さ、あの時みたいな事がなければな」

大和「武蔵、一言余計よ。でも、私なら大丈夫…うん…」

天龍「大和さんが深海棲艦にトドメ刺せない理由ってこの鎮守府所属以外にも有るn」

龍田「天龍ちゃん、お口チャックしましょうね~」

天龍「むぐぐっ!」

赤城「天龍さんは知らない方が良いと思いますよ?」

加賀「知ったところで理解出来るか分かりませんが」

天龍「んぶっ!」

加賀「けして天龍さんを馬鹿にしてないわ。聞かない方が良いことも有ると言ってるの」

足柄「まぁまぁ、その辺でやめときましょうよ。これから大勝負しようってのに、ウダウダ言ってても仕方ないでしょ。景気付けに一杯やろうかしら~?」

隼鷹「おー、あたしも付き合うぜ~?んがっ!」

飛鷹「旗艦が二日酔いの艦隊なんて冗談じゃないわよ」

隼鷹「んだよー、次の日まで酔いを残さなきゃ良いだけだろぅ?あたしなら大丈夫だってぇ~飛鷹もさ、飲んじゃえよ~…あうちっ!」

飛鷹「あなたの大丈夫は心配なのよっ!もう!」

隼鷹「ありゃ、怒らせちった…」 
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