| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

fairyLOVEstory

作者:寒元毬藻
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第52章 五囘を探せ!

プルルルルル♪
真池琉の元に一通の電話がかかってきた。その電話をしたのは、従姉妹の五囘(いつま)だった。ちなみに真池琉達のお母さんの妹の娘で、苗字は来精(きせい)である。そして五囘には三囘という妹もいる。二人とも元気だった。真池琉達は五囘に家に来てほしいと言われ、五囘のいる未来町に電車(中央線)で向かうことにしたのだった。

未来町までは300円でいける。ちなみに未来町は別の島である。そのため結構な距離がかかる。

普段すごしているライト町を出た。電車の中からはお洒落な町がならぶ都(ホワイトヒルズ)、海と入り江があわさった美しい場所(海江)、農業が盛んな場所(草ノ島)、温泉の湯気があきこちから出ている場所(高井)、大きな木が自慢な場所(ハニハニ村)をこえ、オフィスビルが立ち並ぶ場所未来町にやってきた。五囘の家は大きなマンションの306号室と聞いていたが、なかなか見つからない。五囘が言ってた通りに線を伸ばしていった地図じゃわかるわけないのだ。まわりはとにかく高く一番上の階がみえないほどの高さのオフィスビルばかりであった。ようやく五囘の言っていたであろうマンションを見つけた。そのマンションの306号室のインターホンを押すとドアの向こうから五囘が出てきた。そして
「いらっしゃい!」
歓迎してくれた。やっとのこと、真池琉達は五囘ファミリーを見つけることに成功したのだった。

次回に続く 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧