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『虚構』

作者:零那
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『夢幻』



生きてきた証。
そんなもん無い。
汚い足跡だらけだ。

一生懸命生きろ。
なんだそれ。
どの口が言ってんだ。
鼻で笑うわ。

空回りしまくってるテメェ見て一生懸命が無駄ってのが解る。
いい見本のくせに。
ほらまた今にも泣きそうなツラして。
だからバカにされんだろ。

沈黙は肯定じゃない。
間違えんな。
言葉選ぶくらいなら関わるな。
言葉にならないなら目の前に来るな。

要らない。
知らないから。
ただ傍に居られても迷惑。
そんなもんテメェに求めてない。

声が出るなら言葉を発すればいい。
嘘や遠慮なんか要らない。
本音なら何でも聞く。
綺麗な言葉は要らない。

無言で四つ葉のクローバー置いてくな。
四つ葉のクローバーには思い出がある。
たくさん探してたくさん摘んだ昔。

あの頃の夢は何だったかな。
ただただ普通の家に生まれたかった。


 
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