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ディレイン・ファイス

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開幕
  開幕の狩り

 
前書き
スライム以外の相手と戦う
チュートリアルってないとおもいます!!
今回から零呶→レイドとなります!いつか
名前がゼロになるかも! 

 
レイドとシルハは武器を構え
ショッピングモールを後にする。

レイド「チュートリアルとは、」
シルハ「絶好の狩り日和!」

レイドは青光黒刀を、
シルハはフェインサイズを構える。

ショッピングモールをでて裏手に
まわると水色の球体のような
生物が地面にへばりついていた。
大きさは人の膝より下。

レイド「スライム....だな。」

温厚そうにプルプルしている
そののんびりさはスライムで
間違いないだろう。

カチッ‼

レイドは青光黒刀のスイッチを入れ、
刃を青く輝かせる。

レイド「せいっ!」

ズバッ!!!

スライム「グジュッ!!!」

スライムは真っ二つになり、その場から
動かなくなった。
そしてプログラム化されていた体は
結合崩壊して消えた。

レイド「あるぇ?光が......」

青光黒刀の光が消えた。
先ほどまで青い光を放っていたが、
いまはそれがなく、黒いだけ。

レイド「これってさぁ......」
シルハ「電池切れ?」

先程の戦闘前にカチャカチャ弄っていたのを
悔やむレイド。

レイド「ぬぅおおっ!」

ズプパァッ!!

スライム「キュウッ!?」

斬りかかるも倒しきれなかった。
そしてスライムは一気に滑り寄ってきた。



速い。
地面が平坦なコンクリートなのが
原因か。
ファンタジー世界をこの世界に
ポンと置いたイメージだから草原なんて
ものはほぼほぼ存在しない。

また、それによる生息地の限定に
起因して、本来草原や山でしか見れない
ドラゴンなんかが近辺を彷徨いている。



※バランス考えとけよ。


シルハ「.........。」

カチッ‼ ヴヴヴヴン.....

シルハのもつフェインサイズの
スイッチが入ると、鎌の刃先が
血でも帯びたかのように真っ赤に
染まった。

ヒュン!

その一振りは風の刃、いや、
影の刃となりスライムを切り裂いた。

また、隣にあった破壊可能オブジェクトを
これまた真っ二つにしていった。

レイド「範囲性、射程距離、流石だ。」
シルハ「......上出来。」

二人は感嘆や満足げな呟きをして
周りを確認する。

そしてシルハはフェインサイズの
スイッチを切る。



「ブウウウウウウウウウウウウウン!!!!!」


近くで羽音が聞こえた。
それもとても大きな。蜂か、蟷螂か。
レイドもシルハもこの音には
記憶があった。

レイド「DIREINのキャノンニードルか?」
シルハ「ラグマンティス.....ん?」

想像するものは別だったが。

そして現れたのは、
クマほどの大きさの蝿だった。
全身は緑と黒で光沢をもった体に
ブウウウという不快感を募る羽音が
常時流れている。

二人が想像したものとはかけ離れていた。

レイド「DIREINでは見かけないな....」
シルハ「誰だコイツハ......」

蝿は二人から距離をとり、飛行。
逃げると思いきや旋回して
回り込んできた。

レイド「リーチあるその鎌で仕留めろ!」
シルハ「オーケー!」

レイドの作戦にのり、シルハは
タイミングをうかがう。

蝿はシルハのいる方向に飛来した。
レイドは銃で蝿の行動を抑制する。

シルハ「切り刻む!」

ズバッ!!!

  「ピギョオオオオアオオオオオオオオオ!」

その一撃は蝿の脇腹を切り裂いた。
咄嗟に蝿が退避したが、間に合わなかった
ようだ。

蝿はその場から退避、逃げ出す。
そのスピードに衰えはほぼ見えず、
ほんとに弱ってるのか疑いたくなる。


ヒュバッ!!! ザグッ!!!


  「ギョオオオオオオオオオオオ!!!...」


突如蝿が悲鳴をあげ、のたれた。
その腹は鎌や剣ではあり得ない抉れ方を
している。

シルハ「あれ....じゃない?」
レイド「ランス.....か。」

シルハが指差した壁には
等身2.5mはあろうという巨大な槍が
刺さっていた。

全身白で清潔感があり、とても鋭い。
人間が刺されたら貫通必至だろう。

そして、その槍の持ち主と思われる
少年が2階から飛び降りてきた。

金髪で冷静そうなイメージ。
眼は透き通る青。

金髪青眼はジャスティス.....

その少年は壁に突き刺さった槍を
引き抜こうとするが、
深く刺さっているのか抜けない。

?「助けてくれないか?」
レイド、シルハ「あっはい。」 
 

 
後書き
ジャスティスの件は謝るのと、
後に説明出しますのでよろしくお願いいたします。 
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