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ディレイン・ファイス

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開幕
  アグロフェイト....異変

 
前書き
夢へたぁぁぁぁかく♪たぁぁかぁあく!
( ゚д゚)ハッ!
( ˘ω˘)スヤァ 

 
零呶「はあ!?なんだこりゃ!」

零呶は驚いていた。
見渡す限りDIREINにて見慣れた
モンスターがこの世界を生き生きと暮らして
いるのだから。
しかもこの光景は昨日までなかったの
だから。

鼠のような小型のモンスターや

カースエンドドラゴンのような
巨大なモンスターまでが
無差別級にさ迷っている。

この光景に零呶は、呆気よりも
恐怖に感じていた。


零呶「ここにいたら死ぬぞ....
カースエンドドラゴンだけじゃない、
デシンクマウスやラグマンティス
なんていうバカ野郎を配置しやがった。」

冷静な分析、乙。
彼は逃げ出す。ここにいたら死ぬ。
ただそれに恐怖を覚えて。

零呶「うおおおおおお!」


  「ガアアアアアアアア!!!」

彼を追いかけるようにして地面を
踏み込んだのは、
所々に赤い結晶が生えている
ティラノサウルスのようなモンスター。

零呶「!?あんなやついなかった!?」

その恐竜は赤い結晶を輝かせ、
四方八方にレーザーを打ち出す。


ドュウウウウウン!!!

零呶「うっわぁ!!?」


彼はレーザーからにげる。
周りに不注意になって転ぶが、
気にすることなく逃げる。


かれこれ45分

零呶「逃げきった....」

彼の避難した公園には人だかりが
できていた。
電工掲示板があり、モンスターが湧かない
安全地帯だと思われる。

先に来ていた人だかりからは、
やはり疑問と不安の声が漏れる。


?「皆さん。おはようごきげんよう。」

その声はどこからか聞こえてきた。
声質から男性だと思われる。

その声、姿は公園の電工掲示板にて
確認できた。

?「私はゲームマスター。君たちを
ゲームに招待しよう。
のんきなねぼすけ君たちはもう焼け死んでる
かもしれんな。」

わりと洒落にならないことをいうな。
ゲームに招待って....DIREINのことか?

?「ようこそ!DIREIN FAISへ!」


FAIS.....?
なんだそりゃ?まさかの新要素?
と零呶は思う。

?「必要なものは隣街に用意している。
支給品だ。受けとるとよい。」


その言葉を聞いて大衆は全力疾走。
零呶は呆れながら小走りである。

零呶「隣街っつってもどこかわかんないし
それに......」

零呶「ヘイトは低いのが一番。」

零呶は自身の端末、スマホで
地図を見ていた。

零呶「隣街....二つあるけどこっちだな」


零呶はこの公園からの距離を見て
街を絞る。

大衆は大きいほうの隣街へと歩を
進めたみたいだ。


隣街ーO市

この街にはショッピングモールがある。
逆の街は大きいわりにこれといった
ものは存在しないから間違いないだろう。



ショッピングモール6F


かなり大きいショッピングモールだ。
エスカレーターがあって助かった。
そしてそこの販売コーナーには、
デジタル粒子の漂う箱が複数置いてあり、

?「....」

そのうちのひとつをもった人がいた。
その人は黒いフードを着ていて、
素性が知れない。

箱を開けたようすはないようだ。

零呶「開けないのか?」
?「......」

ビーッ!
ファイルを入力してください!


?「!?」
零呶「あっ!?」

警告が流れた。
それと同時にその人は零呶に箱を
投げた!

零呶はそれをキャッチして、
箱を確認する。

零呶「どれどれ....名前、
種族....使用武器......」

?「.........」

フードの人もそれをじっと見る。

零呶「チュートリアル....だな。」
?「コクン。」

零呶は苦笑いしながら入力する。

登録完了しました。
パカッ

中に入ってたのは、メカニカルな剣と、
銃だった。

剣は太刀に近い感じで、色は黒。
柄にあるスイッチを押すと刃の先が
青く光る。どうやらこれで切り裂くようだ。
武器テクスチャ名 青光黒刀。
そのまんまだな。

DIREINは自然系のオンラインだったのに
対してこちらは機械メインとなってるらしい

銃は拳銃。マグナム.....ではないな。
使えねぇ。対人戦をするわけでも
あるまいし。

そして零呶は種族選択をも済ませ、
青光黒刀をカチャカチャ弄くり回して
いた。

途中出会ったフードの人も着々と
チュートリアルをこなす。

その人が手に取ったのは
サイズ。鋭鎌だ。
それは刃柄が反り返り、とても重量が
感じられる。全体の色は黒。
黒いフードとあってかとてもマッチ
している。

零呶「終わったみたいだな。」
?「........コクン。」

そして二人はチュートリアルボックス
から携帯端末を取り出す。

零呶「ユーザー名くらい見てもいいよな」
?「.......勿論。」

互いに了承しあって端末より
ユーザー名をみせあう。

零呶「俺はレイドだ。」
?「ユーザー名はシルハ。」

シルハはフードをとって
素顔をさらす。
その髪は艶やかな白であり、
晒された瞳は鋭い真紅だった。

死神、といわれても遜色ない。
そんな少女だった。
 
 

 
後書き
私、焼け死んでる枠かもしれない
(´・ω・`) 
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