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艦娘達と少し頼りない提督

作者:Kei督
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着任~艦隊合同作戦
  演習海域での出会い後編

 
前書き
又々久しぶりの投稿です。今回のイベントの話もちょろっといれてみました 

 
~時は宮本が大湊に来る数週間前の出来事~
宮本は横須賀海上自衛隊学校の校長に呼ばれていた。
この横須賀海上自衛隊学校はその名の通り、海上自衛隊の人間を育成している学校である。軍の機密や、兵器の運用の資料もある場所、横須賀の学校は提督と艦娘になる人間がトップのエリート校でもある。
「あなたが、俺を呼ぶなんて憲兵の時に頼まれた以来ですね。」
「憲兵をしていた人間が今は提督しているって聞いたからこっちとしても驚いているんだがな」
憲兵は、鎮守府の警備を主の職務としているが、俺がやっているのはブラックリストに乗っている提督の確保など、一部の艦娘とは敵対するような仕事をしていたから提督になるのは0であるが、顔を隠していたから提督の仕事出来てるんだよね
「まあ、その事はまた今度聞くとして、少し頼まれてくれないかな」
校長はそのまま話を続けた
「提督をしている君なら分かるだろうが一年間の各季節の数週間は深海悽艦が活性するだろ?」
「はい、まあその事は提督の職務をするに当たって必ずと言って良い程うるさく言われますからね」
深海悽艦が活性する時期は決まってはいないが法則がある、海域に普段出てくることのない姫クラスの深海悽艦や戦闘が通常より不利になったりする時期である。その状況を今は"イベント"と言われ本来の状況を隠しつつ敵を撃滅させている
「今回は、来たにある大湊警備府に新規着任した新米提督達をイベント時期終了まで護衛して欲しいのだよ。
君には憲兵の時のスペックがあるし、君の艦隊なら信用できるからこそ頼めるのだよ。」
「憲兵の時はすごい嫌われてましたけどね。」
「ま、まぁ昔のことならもう良いじゃないか」
「わかりました、それでは大湊にいってくるとしますかね。」
「本当にすまないね、本来の仕事ではないのをやらせてしまってね」
「そろそろ、帰らせて頂きます。早く帰らないと家の加賀になに言われるか分からないのでね」
「なんだ、提督になってから少しは人としてはエンジョイ出来てるじゃないか」
「エンジョイできてると言えるんですかね?それでは、期間が終わり次第連絡しますので」
「出来るだけ被害を押さえて皆を笑顔で返すんだぞ」
「勿論です。」

~場所は変わり現在の大湊警備府~

宮本が朝になっても帰らずその話を知らされず顔が死んでいる加賀を隆盛は説得していた
「宮本が君に連絡してると思ってry」
「そうですか。」
若干キレ気味の加賀のオーラがすごい、長い間信頼され、優しさのある提督をしていた彼が直感的に感じたのだ、自分だけではどうにもならない、ちゃんと連絡位してから帰れよアイツ
「ま、まぁ今日には帰るからって言ってたから平常心を保って、ね?」
「隆盛さん、大丈夫ですよ。私は"まだ"平常心ですので」
「本当に騒ぎは起こさないでね?」
彼が言えるのはこれがもう限界である。これ以上は加賀の逆鱗に触れる可能性があるからだ。
この雰囲気の中、部屋に一人の駆逐艦が息を切らしながら入ってきた。
「司令官!」
「どうした、雷そんなに急いで、とりあえず深呼吸してから話してくれ。」
「海岸に女の子が、多分駆逐艦の子だと思う、今ドックで休ませてる。」
「加賀さん、すみませんがこの話は後でで」
「そうね、身元不明の子は保護が優先ですから」
隆盛がドックに急いだがまだその艦娘は、検査が終わってないため終わるまで部屋の前で隆盛は待つことにした
「雷、その時の状況を説明してくれ」
「わかったわ司令官。」
雷は説明を始めた
「私達、第六駆逐隊で朝の散歩に出かけていたら…」

~艦娘発見前の海岸~

「やっぱり寒いわね~」 
「ロシアに比べたら生温いですぞwww」
「響ちゃん言葉遣いがおかしいのです」
「また夜更かしして変な動画見てたのよ、夜更かしはレディの敵なのよ」
「夜更かしなんてしてませんぞwww」
「まぁ、響の言葉遣いも数日もすれば治るわよ」
ぐだぐだ話ながら数十分後
「あそこ誰か倒れてない?」
「ほんとなのです。どうするのです?」
「皆、とりあえずこの子を運ぶわよ!」

~そして現在地~

「ってことだったのよ。」
「そうか、皆ご苦労様って電、暁、響達にも言っておいて、僕は君達が見つけた子と話をしてくるね。」
隆盛は雷にそう伝え奥の部屋に入っていった
「やあ、僕はここで提督をしている加藤隆盛って言うんだ。君の名前を聞かせてもらえないかな?」
「私は、山風って言います隆盛さん」
「そうか、山風って言うんだね、君の所属している鎮守府は何処なんだい?」
この質問をされた山風は困ったような顔をした
「実は、それのことなんですけど何処に所属していたか思い出せないんです。」
「それは気の毒に、それなら自分が所属していた所を思い出すまでゆっくりここで過ごせば良いよ。」
「えっ、良いんですか?私みたいな、身元不明の艦娘でも大丈夫何ですか?」
「大丈夫だよ、ここの警備府には今は居ないけど頼りになる人も居るから安心して良いよ。」
「それでは、隆盛さん少しの間よろしくお願いします。」
こうして大湊警備府に一人の艦娘"山風"が着任したのであった。 
 

 
後書き
艦これの映画を見てきましたが良かったと思ってます。
明日にはX'mas編を出します。 
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