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ラブライブ 転生者は仮面ライダー!?

作者:末武克之
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第4話 初めてのデートと初タッグ[後編]

 
前書き
ラブライブの世界に転生した木通雄介は自分の許嫁と言ってきた少女西木野真姫と楽しい学生生活を過ごしていた。

そんなときに真姫と初めてデートした遊園地にショッカーの怪人と戦闘員が出現した。

そして真姫は蜂女に毒を注射され助からないと真姫の父親から言われた雄介は彼女を救えなかった後悔していた。

 

 
雄介は真姫の病室を後にして売店でご飯を買って食べていた。

「真姫」

雄介は涙を流しながら後悔していた。

もしレベル3のガシャットを早く使っていれば真姫が毒に苦しむ事はなかった。

もし自分が戦いを楽しまずに戦わなければ。

そんな事が頭に回りながら雄介は片手を強く握りながら自分の身勝手で真姫を苦しめた事が許せなかった。

「雄介くん」

誰かが雄介に話し掛けた。

振り向くとμ'sの全員が雄介の後ろに立っていた。

「何だ?笑いに来たのか?」

雄介はそう晩飯を買うのをやめて言った。

「どうして一人で戦おうとするの?」

穂乃果は歩き出した雄介に聞いた。

「どうしてって」

雄介は片手にガシャットを持ちながら考えた。

仮面ライダーは一人で戦う事はなかった。

だが今の自分には仲間はいなかった。

だから戦うしかなかった。

「俺は一人で戦う!誰も巻き込まないた為に!」

そう言って雄介はガシャットを片手に持ちながら歩き出そうとした。

にこは雄介の片腕を掴み引っ張った。

「何だよ!」

雄介はにこの方を向いた。

ぱちん!

にこのビンタは雄介の頬っぺたを叩いた。

「あんたは真姫ちゃんが前に言ってたわ!あんたが許嫁でよかった貴方が側に居てくれたから私は今もここにいるんだって!」

にこはそう雄介に真姫が伝えたかった事を言った。

「真姫が・・・」

雄介は真姫の病室に向かった。


ーーーーー


病室について雄介は真姫の手を掴み言った。

「俺が仮面ライダーとして戦うのは君の笑顔と世界の人々の笑顔を守るために戦う!」

そう言って雄介はひとつのガシャットを真姫の手に持たせた。

それは仮面ライダーゲンムのプロトマイティアクションXのガシャットだった。

「こいつなら君を守ってくれる」

雄介はそう言って真姫の手を優しく握り覚悟をした目でゲーマドライバーとガシャットを持って西木野総合病院から出た。


ーーーーー


雄介が病院を出るとμ'sのメンバーが立っていた。

「戦いに行くんだね?」

そう穂乃果は雄介に聞いた。

「ああ、もう誰も不幸にさせたりしない!」

雄介はそう言って真姫の病室の窓を見ていた。

「なぁ、そこの高校生達!」

雄介達に話し掛けたのは赤い皮ジャンにサングラスをした若い男だった。

「あんたは!」

雄介はすぐに誰かわかった。

「誰ですか?」

「ショッカーの戦闘員かにゃ?」

花陽と凜はそう言った。

「永夢に頼まれて来たんだ、木道雄介!」

男はサングラスを外して言った。

「雄介この人は誰ですか?」

海未は雄介に聞いた。

「この人は九条貴利矢と言って仮面ライダーエグゼイドの監察医だ!」

そう雄介は全員に言った。

「この人も仮面ライダーなんですか?」

海未は雄介に聞いた。

「ああ、悪い人じゃないですよ」

雄介はそう言って貴利矢に近づいた。

「お前、一人でショッカーに戦おうとしてたな」

貴利矢はそう雄介に言った。

「はい!でも気付きました!俺は一人じゃないって!」

雄介はそう言ってガシャットを片手に持ちながら言った。

「なら、一緒にショッカーと戦う仲間として俺と友達にならないか?」

貴利矢はそう雄介に言った。

「はい!」

雄介は出された片手を掴んだ。



ーーーーー


廃工場で雄介とμ's と貴利矢はゆっくりと歩いていた。

「ほーよくここがわかったな!」

鉄骨からスパイダーが下りてきた。

「なぁに、お前等が何か企むならこの場所と思ってな!」

貴利矢はそう言った。

「さぁ、お前達を殺せばこの世界は我々のものだ!」

ガデゾーンはガンを持ちながら言った。

「そんな事は俺達がさせたりしない!」

雄介は片手にガシャットを持ちながら言った。

「なら、ゲームをしない?」

蜂女はレイピアを持ちながら言った。

「ゲーム?」

貴利矢はそう呟いた。

「貴方が私達に勝てば昨日女の子に投与した毒の解毒薬をあげるわ!」

蜂女はそう笑顔で言った。

「いいぜ!やってやろうじゃねえか!」

雄介は笑みを浮かべて言った。

「ゲームスタート!」

そうスパイダーが言った瞬間灰色のカーテンが出現してそこからショッカー戦闘員とデストロン戦闘員とドグマファイターがそれぞれ30人ずつ出てきた。

「いくぜ!雄介!」

そう貴利矢は雄介に言った。

「ああ!貴利矢さん!」

[マイティアクションX]

[爆走バイク]

「「変身!!」」

[ガシャット!レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム!アイアムア カメンライダー!!]

雄介は仮面ライダーエグゼイドレベル1に変身した。

貴利矢は仮面ライダーレーザーレベル1に変身した。

「大変身!」

[ガッチャン!レベルアップ!マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクションX]

エグゼイドは仮面ライダーエグゼイドレベル2にレベルアップした。

[ギリギリチャンバラ!]

「三速!」

[レベルアップ!爆走!独走!激走!暴走!爆走バイク!アッガチャ!ギリ・ギリ!ギリ・ギリ!チャンバラ!]

そうレーザーはレベル3の姿仮面ライダーレーザーチャンバラバイクゲーマに姿になった。

「乗りに乗ってるぜ!」

[ガシャコンスパロー!]

レーザーはガシャコンスパローを持ちAボタンを押した。

[ス・パーン!]

レーザーはガシャコンスパローを鎌モードに変えてショッカー戦闘員達に攻撃を仕掛けた。

「うらぁ!」

レーザーの攻撃にショッカー戦闘員は歯が立たなかった。

エグゼイドはガデゾーンに攻撃を仕掛けた。

「うらぁ!」

エグゼイドはパンチを連続で打ち込みそのまま回し蹴りでガデゾーンのボディに打ち込んだ。

「っぐ!」

ガデゾーンは片手の銃で攻撃を仕掛けた。

エグゼイドはブロックを破壊してアイテムをゲットした。

「パワー系のメダルゲット!」

そう言ってエグゼイドは片手に力を溜めた。

「うおおおおおお!ライダーパンチ[エグゼイドver]!!」
「ぐあああああああ!」
エグゼイドのパンチを喰らいガデゾーンは体から火花が出て爆死した。

「いくぞ!蜂女!」

そうスパイダーは蜂女に言った。

「ええ」

蜂女とスパイダーは地面に着地した。

「さぁ、仮面ライダーエグゼイド貴様の相手は俺がしよう」

そうスパイダーはエグゼイドに言った。

「ああ、かかってこい!」

エグゼイドはガシャコンブレイカーを持ちながら言った。

「ふん!」

スパイダーはエグゼイドに攻撃を仕掛けた。

エグゼイドは片手のガシャコンブレイカーでブロックを破壊した。

「おっシャア!エナジーアイテムゲット!ジャンプ力アップ」

エグゼイドはジャンプしてスパイダーのボディに強力な蹴り技を打ち込んだ。

μ'sのメンバーは二人の戦いを見てすごいと思っていた。

「おい!何してんだ!早く解毒薬を取りに行け!!」

レーザーはそうμ'sのメンバーに言った。

「あっ!はい!」

海未はそう頷いた。

「行かせないわよ!」

蜂女はレイピアをμ'sに向けた。

「っく!」

穂乃果はどうするか考えた。

「伏せろ!」

そうレーザーの声が穂乃果達に聞こえた。

[ズ・ドーン!]

ガシャコンスパローを弓モードに変えてBボタンを押してエネルギーの矢を放った。

ズドーン!

エネルギーの矢は蜂女に直撃した。

「っく!やるじゃない、そこの殺られ役!」

そう蜂女はレーザーに言った。

「穂乃果先輩、絵里先輩これを!」

エグゼイドは二つのガシャットを穂乃果と絵里に投げて渡した。

「えっ!何で私達にこれを?」

穂乃果はエグゼイドに聞いた。

「お前達を助けてくれるはずだからだ!持ってろ!」

エグゼイドはガシャコンブレイカーを片手に持ちながらスパイダーと戦っていた。

「うん!」

穂乃果は頷いた。

「さぁて、レベルアップといくか!」

そう言ってエグゼイドは赤いガシャットを取り出した。

[ガッチャン!]

「大・大・大変身!」

[レベルアップ!マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクションX!アガッチャ!ぶっ飛ばせ!突撃!ゲキトツパンチ!ゲキトツロボッツ!]

「さぁて、いくぜ!」

エグゼイドはロボットアームズのゲキトツスマッシャーを片手に装備して重いパンチを打ち込んだ。

あまりのパワーにスパイダーは10mもぶっ飛んだ。

「すごい」

花陽はエグゼイドの力を見て言った。

「うおおおおおお!」

エグゼイドはゲキトツロボッツガシャットをキメワザスロットホルダーに差し込んだ。

[ゲキトツクリティカルストライク!!]

ゲキトツスマッシャーを切り放しロケットパンチの様にスパイダーにぶつけてそのままエグゼイドは走り出した。

スパイダーは鉄骨にぶつかり動きが取れなかった。

そしてエグゼイドはゲキトツスマッシャーを装着して何十tのパンチをスパイダーに打ち込んだ。

[会心の一発!]

「ゲームクリア!」

そうエグゼイドは言った。

「バカな、ショッカーの俺が負けるはずが!ショッカーは不滅だー!!」

そう言ってスパイダーは爆死した。

「ふぅ」

エグゼイドはレーザーを見た。

レーザーはガシャコンスパローを蜂女に向けて連続で放った。

「乗り乗りでいっちゃうぜ!」

レーザーはギリギリチャンバラガシャットをガシャコンスパローに装填した。

[ガッシュ!ガシャット!キメワザ!ギリギリクリティカルフィニッシュー!]

レーザーはガシャコンスパローから大量のエネルギーの矢を放った。

蜂女はそれを全て喰らった。

「バカな、この私が!」

ドカーン

強力な爆発により蜂女は跡形もなく爆死した。

「へへっ」

レーザーは少し笑いながらエグゼイドを見た。

「解毒薬をゲットして来たにゃー!!」

そう凜は言った。

「よし早く病院にいくぞ!」

そうエグゼイドは言った。



ーーーーー


雄介はエグゼイドから変身を解いて真姫の毒が解毒されるのを待っていた。

「おい!」

貴利矢は片手にコーヒーを雄介に渡した。

「ありがとうございます」

そう雄介は言った。

「お前あの子の事が好きなのか?」

貴利矢は雄介にそう聞いた。

「はい、初めて他人を好きになったのが真姫でした」

そう雄介は言った。

「そうか」

貴利矢はそう言った。


ーーーーー


真姫はゆっくりと目を開けると横に雄介が真姫の近くで眠っていた。

「雄介?」

そう真姫は言った。

「ん?」

雄介は目を開けて真姫を見た。

真姫は笑顔で雄介の頬を撫でた。

「遅く起きたな」

そう雄介は真姫に言った。

「うん、ごめん」

真姫はそう謝った。

「真姫ちゃん大丈夫?」

穂乃果達μ'sはそう真姫に質問しまくった。

雄介は笑顔で嬉しがりながら貴利矢に礼を言おうとした。

しかし立っていたはずの貴利矢の姿はなくそこにはゲーマドライバーが置いてあった。

「そうか、貴利矢さんは死んでたんだよな」

そう雄介は涙を流しながら呟いた。

九条貴利矢は仮面ライダーゲンムとの戦いに敗れ命を落としたのだ。

それを知って雄介はゲーマドライバーを片手に持ちながら頭を下げて言った。

「ありがとう、親友」


続く 
 

 
後書き
次回はテストだ! 
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